今回は、宅建の勉強が楽しい理由や逆に楽しくない理由、その他に楽しくなる勉強方法について解説します。
勉強が楽しいというのは少しウソっぽいですね。でも勉強ができるうちに楽しくなるのが心理です。
「勉強が楽しい」という気持ちは、モチベーションに直結します。そのため、宅建試験の勉強で楽しさを見出すと、勉強を継続させやすくなるでしょう。
ただ、なかなか難しい試験ではあります。
勉強なのでそう思うのも仕方ないです。
そこで、今回はM・クボイが、次の点について解説します。
- 宅建の勉強が楽しい理由
- 宅建の勉強が楽しくない理由
- 宅建が楽しくなっていく勉強法
- どうしても、宅建の勉強が楽しくならない時
宅建の勉強を楽しむには、いくつかポイントとコツがあります。
自分だけの楽しみを見つけて、勉強を継続させるモチベーションにしていきましょう。
宅建の勉強が楽しい理由
宅建の勉強が楽しい理由は、人によって違います。
ただ、自分だけの楽しさを見つければ、勉強を継続させるための大きなモチベーションになります。
今のところ、楽しさを見いだせていないときは、以下の項目を参考に楽しさを見出してみてくださいね。
きっと見つかるかもしれません。
過去問で肢の理由が答えれると楽しい
過去問で肢の理由が答えられると、勉強が楽しくなります。
難しい内容を理解できた、という自信に繋がるからです。
宅建試験は合格率15%の難関試験。勉強内容を理解するのは非常に難しいですよね。
だからこそ、肢の理由が答えられると
という喜びもひとしおです。
「過去問が正解できた!」ではなく、肢一つ一つの理由を考えて見てください。
誤の肢のでの部分が間違っているかを答えられると勉強が進んでいる証拠。
そうすると、どんどん楽しくなりますので、肢の理由を答えられるように勉強しましょう。
正解数が増えると楽しい
正解数が増えると勉強が楽しくなりますね。自分にもできる、という感覚を味わえ自信がつくからです。
学生の頃、テストの点数が高いとき、嬉しかった記憶もあると思います。
正答数が増えたというは、自分でもできていることや、知っていることが増えた証です。
最初は点数が低いのはしょうがないです。ただ、正解数が増えるにつれて、勉強がどんどん楽しくなっていきますよ。
難しい問題がスッと理解できると楽しい
難しい問題をスッと理解できると、勉強は更に楽しくなっていきます。
このような気持ちは自信に繋がります。
ただでさえ難しい宅建試験。最初の頃は、問題の意味を理解するのが難しかったでしょう。しかし過去問を解きまくっていくうちに難しい内容も理解できるようになります。
これは、あなたが努力を積み重ねてきた何よりの証拠。
そのため、自分にも分かるという自信の他に、努力が報われたという嬉しさにも繋がるので楽しくなります。
スキマ時間に一問一答で正解できると楽しい
スキマ時間に、一問一答で正解できるのも楽しいです。それは達成感を味わえるからです。
スキマ時間の勉強は軽視はできません。
仕事中や移動中は、机に向かって勉強ができないので焦ることもあると思います。
そんな時、スキマ時間の一問一答は、コツコツ達成感を積み重ねられるので、不安を払拭できます。
スキマ時間でも勉強していくうちに理解が深まり、過去問がどんどん解けるようになります。
そのためスキマ時間は、自信をつけたりするのに最適な勉強方法です。
分野別や年度別の過去問に楽しさを見いだせない方は、まずは一問一答でじっくり勉強してみてください。
模擬試験で40点以上取れると楽しい
模擬試験で40点以上取れると、宅建の勉強はすごく楽しくなります。さらにかなり自分に自信がつきますね。
模擬試験で40点以上取れるということは、あなたはもう合格圏内に入っているということ。つまり、あなたが努力をコツコツ積み重ねてきた成果が、現れています。
宅建の勉強だけではないですけど、誰しも努力が報われると嬉しいもの。
そのため、模擬試験で高得点を取れると、勉強が楽しいと思えて興奮するのは間違いないです。
宅建の勉強が楽しくない理由
宅建の勉強が、楽しくならない理由もあります。
独学でやっている方は、多くの方がこの壁にぶち当たるでしょう。
私もそんな時がありました。
原因を知り、楽しくなるように工夫していきましょうね。
そもそも学校の勉強がノートを写すだけで楽しくない
学校の勉強の勉強を思い出してください。ノートを写すだけの勉強だったと思います。それは、受け身の勉強だからです。
テストに出ることを覚える勉強はとにかく楽しくないです。また、言われてやってるもの楽しくない理由。
宅建の勉強も、テキストを読んだり動画を見ることは大事です。ただ、過去問を解く時に覚えたことをそのまま正解させようとします。
そうなると宅建の勉強も楽しくなくなります。
勉強が楽しい根本的な理由は「分かる」「表現できる」という感覚です。
ただノートを写し暗記するだけでは、覚えにくいです。また、自分で考えて「あーだ、こーだ」と考えないので記憶がしにくくなります。
テキストなどである程度暗記したら、とにかく過去問を解き、表現していくことが楽しい勉強に繋がります。
学校の勉強はまさに受け身の勉強でつまらない。
宅建の勉強で、学校の勉強のようにノートばかりを作ったり、テキストを読んでいるだけでは楽しくなくなります。
ある程度暗記したら、とにかく過去問を解きまくって、表現してみてください。
テキストのインプット勉強は楽しくない
上記と被りますが、テキストをインプットする勉強は楽しくありません。自分にとって「必要な情報だ」と思えないと、集中して読めません。また記憶もしにくくなります。
あなたが読書をする時は、どんな時でしょうか。きっと必要な情報が欲しい時のはずです。
何に使うか分からない、興味もない内容の本を、進んで読むことはしないでしょう。
テキストを中心に勉強している方は、内容をインプットする目的を捉えづらいので、勉強を楽しめないことに繋がります。
年度別過去問の点数を気にする勉強は楽しくない
年度別過去問の点数を気にしていると、勉強は楽しくなりません。
勉強が楽しい理由の本質は「分かる」「できる」ことにあるからです。
なんてことばかり考えていると、モチベーションがどんどん落ちてしまいます。
それよりも、問題を解けたという達成感、内容を理解できたという自信にフォーカスすべきです。
そのためには、誤の肢、一つ一つの理由を答えられるようになることです。
年度別過去問で点数が低かったとしても、しょうがないです。
それよりも、分野別過去問や一問一答問題集で、体系的に過去問を解くことをおすすめします。
そうすれば、あなたは最初の頃よりもっと確実に理解できるようになっているはずです。
年度別過去問の点数にこだわって勉強していては、楽しさを見いだせません。また、継続して勉強することは難しくなります。
勉強法と目標が曖昧だと楽しくない
勉強法と目標が曖昧だと楽しくなりません。達成感を味わいづらいからです。
独学者は、特に目標設定が大事です。小さな達成感を積み重ねることで、モチベーションにつながります。
この達成感を味わうには、正しい勉強法を押さえる必要があります。正しく勉強することで、あなたの理解度がぐっと深まり、どんどん目標を達成できるからです。
とても小さい目標でも構いません。
1日10分勉強する、スキマ時間に一問一答を解くなど、コツコツ続けていきましょう。
宅建が楽しくなっていく勉強方法
では、具体的にどうしたら宅建の勉強が楽しくなっていくのでしょうか。
ここでは、その方法について解説します。
毎日少しずつコツコツ勉強する
楽しくする1番の方法は、毎日少しずつコツコツ勉強することです。小さな達成感が、自分に大きな自信をもたらしてくれるからです。
「継続は力なり」という言葉は、私も宅建の勉強を通じて実感しました。初めは全く分からなかった問題が、1か月後にはスラスラ解けるようになったからです。
勉強そのものに楽しみを感じられないときは、まず勉強をしている自分自身をほめてあげましょう。
一日何分勉強する、といった目標設定をすると、なお達成感を味わえますよ。
1日4時間も5時間も勉強する必要ありません。30分だけでも良いので、毎日コツコツ勉強をしてみましょう。
大きな自信に変わり、勉強が楽しくなっていきますよ。
過去問をアウトプットで解きまくる
過去問をアウトプットで解きまくると、勉強が楽しくなります。それは、理解がどんどん深まっていくからです。
過去問は、謎解きのようなものです。分からない問題も、理由を知ることで
という新しい発見につながります。「分かった」という実感は、記憶に定着しやすくなり、何よりも楽しい瞬間です。
過去問は、それを味わえる一番の方法です。
毎日少しずつでも良いので、解いてみましょう。
✕の肢の理由を答えまくる勉強法
×の肢の理由を答えまくる勉強法は、勉強が楽しくなります。
自分にも「分かる」「できる」という感覚を実感できるからです。
人に何かを教えてほしいと言われて答えられたとき、嬉しかったり、自信を持てたりしませんか?
それは、自分は知っている、自分にはできるという自己効力感を味わえるからです。
×の肢の理由を答えるのも、同じ効果があります。理由を答えられるようになることで
という実感が湧きます。
肢を1つ1つ丁寧に解くことで、こういった自己効力感や達成感を味わえます。なので、過去問を解く際は×の肢の理由を答えながら解いていきましょうね。
スキマ時間に一問一答を解きまくる
スキマ時間に一問一答を解きまくると、勉強が楽しくなります。小さな達成感を積み重ねることができるからですね。
1ヶ月2ヶ月と時間が経つと、何百問もの一問一答を解くことになります。
解いている間は実感しづらいですが、振り返ってみると
という実感が湧きます。
そのためには、コツコツ勉強する必要があるのです。
スキマ時間の一問一答は、やればやるほど楽しさを実感させてくれます。毎日少しずつ取り組んでみてください。
テキストは見直す程度の勉強法
テキストを見直す程度ですと勉強が楽しくなっていきます。それは過去問を中心に解くことで、記憶が定着しやすくなるからです。
テキストはあくまでも初学の時にざっくり読むもの。あとは過去問を解いて理解できなかった時に、テキストで補足するためのものです。
先ほど述べましたが、テキストを読むだけの勉強は非常につまらないですし、覚えにくいので点数も伸びにくいです。
そのためには、過去問の中心に勉強して、分からない部分をテキストで理解する必要があります。
テキストは「理解したい」という気持ちがあって、初めて読み進めたくなるものです。
自分の好きなものを調べてたりして読む時は理解しやすいですし楽しいです。ただ、宅建のテキストは勉強するためのもの。
好きで読んでいる人は少ないと思います。ですからテキストで勉強してもなかなかはかどらないのです。
テキスト中心に勉強している方は、今すぐ過去問中心の勉強に切り替えて解きまくりましょう。
節目に模擬試験で実力確認する
節目に模擬試験で実力確認をすると、勉強を楽しめます。それは、今までの勉強の成果を確認することができ、達成感を味わえるからです。
人は努力が報われると嬉しいもの。模擬試験で結果を出せると、勉強を頑張ってよかったと嬉しく涙も出ます。
もし結果が悪くても、次回の模試で点数が上がれば、大きなモチベーションに繋がるのです。
点数にこだわり過ぎるのもよくありませんが、目標点数を設定して取り組むのも良いでしょう。
勉強を始めて2~3ヶ月経ったら、一度模擬試験にチャレンジしてみてください。
【通信講座】宅建の勉強がどうしても楽しくならない時
宅建の勉強が、どうしても楽しくならない時は、通信講座を利用しましょう。
通信講座なら、勉強効率が高まり「分かる」「できる」という勉強の楽しさを実感しやすいからです。
私も1回目独学で勉強しました。「分からない」「解けない」の連続で、何度も挫折しそうになり、結果的に不合格となってしまいました…。
2回目のチャレンジでは、通信講座を利用し、見事合格。その秘密は「モチベーション」にありました。
通信講座なら、あらかじめスケジュールが組まれているので、毎日目標を持って勉強できます。勉強すれば、達成感を味われるので、ますます勉強に取り組みたくなるのです。
できるので、どんどん楽しくなります。
また、テキストや解説動画も非常に分かりやすく作られています。そのため
という気づきや発見が多くなります。
そのため、宅建の世界が広がっていくような感覚を覚えることができました。この感覚が、「宅建の勉強は楽しい」という気持ちにつながっていったのです。
通信講座を利用していなければ、この感覚を覚えることはできませんでした。
また、講師の先生の中にも楽しい授業をされる方もいます。勉強に楽しさを見いだせていない時は、どうかカリキュラムや講師の評判など自分にあった通信講座を探してみてください。
あっという間に楽しくなり、合格も近づきやすくなりますよ。
【まとめ】宅建の勉強は楽しい
ここまで宅建の勉強が楽しい理由や、楽しくなる勉強方法について解説してきました。
まとめると次のようになります。
- 基本的に「分かる」「できる」が勉強の楽しさにつながる
- 小さな達成感が自信に変わり、勉強の楽しさにつながる
- 勉強が楽しくない時は、通信講座の利用がおすすめ
学生時代の勉強は、つまらなかった人が多かったと思います。何となくやらされているだけだからです。
勉強が楽しいと感じるには、新しい発見やワクワクするような体験が必要です。そして受け身ではなく、能動的に勉強することです。
それが「自分にも分かる」「こんな仕組みになっているのか」という感覚に繋がります。
独学でも味わうことができます。しかし、宅建は理解するのが難しく、正しく勉強しないと楽しさが味わいづらくなって苦しくなります。
通信講座なら、そのようなまず心配はありません。
初学者でも6ヶ月で合格できるカリキュラムが組まれているので、勉強すればするほど理解が深まり、楽しくなります。
今、勉強に楽しさを見いだせていない方は、自分に合いそうな通信講座をぜひ利用してみてください!