今回は宅建試験に合格するための、勉強時間の目安について解説します。
宅建試験に合格するための勉強時間は300時間と言われています。
という方のために、独学3ヶ月で合格したA・マキタが、次のことについて解説します。
- 宅建に合格するための勉強時間の目安は300時間?
- 分野別・宅建に合格するための勉強時間の目安
- 期間別・宅建に合格するための勉強時間の目安
- 時期別・宅建に合格するための勉強時間の目安とスケジュール
- 宅建合格で勉強時間の目安を効率的にする方法
この記事を読めば、勉強時間の目安やスケジュール管理方法が丸わかりです。
勉強時間の目安を把握して、効率よく勉強していきましょう。
宅建に合格するための勉強時間の目安は300時間?
宅建に合格するための勉強時間の目安は、300時間と言われています。それは、宅建試験は範囲が膨大な上、繰り返し過去問を解く必要があるかです。
初学者は400時間、経験者は250時間とも言われています。
あなたの基礎知識や経験などにもよって、勉強時間は多少前後します。
【分野別】宅建に合格するための勉強時間の目安
合格するには、300時間の勉強時間が必要ですが、分野ごとに勉強時間の目安は異なります。
ここでは、分野別に勉強時間の目安を見てみましょう。
宅建業法の目安
宅建業法の目安は120時間~140時間です。
比較的簡単な上に、配点数が多いので1番時間をかけて勉強すべき分野です。
努力すればするほど、得点が伸びやすい分野と言えるでしょう。
勉強する分野に迷ったら、まずは宅建業法から始めてください。
権利関係の目安
権利関係は100時間が勉強の目安です。
専門用語がある上に、文章を理解するのに時間がかかります。
配点数も50問中14問と宅建業法に次いで多いのも特徴。
宅建業法と並んで重点的に行いたい科目です。
法令上の制限の目安
法令上の制限は70時間ほど勉強しましょう。
学習範囲が広い割に、配点率は低めの科目です。重要ポイントに絞って勉強しましょう。
暗記する情報が多いので、挫折者も続出する分野です。
過去問を中心に解きながら、コツコツ勉強していきましょう。
税・その他の目安
税・その他の目安は40時間ほどです。
勉強効率が最も悪い分野なので、あまり時間をかけなくて良い分野です。
統計などの問題もあり、直前期に暗記するだけで済む問題もあります。
手が空いたら取り組むイメージで十分です。
【期間別】宅建に合格するための勉強時間の目安
という方のために、ここでは6か月間勉強する方をモデルに、期間別の勉強時間目安について見てみましょう。
1日の勉強時間の目安
6ヶ月勉強する場合、1日の目安は2時間~2時間半です。
忙しい方でも、早起きやスキマ時間の活用で十分確保できる時間と言えるでしょう。
午前中に1時間~1時間半、残った時間をスキマ時間で埋めていくイメージです。
1日の勉強効率としても、2時間~3時間がベスト。あまり根を詰めすぎないようにしましょうね。
1週間の勉強時間の目安
1週間の勉強時間の目安は15時間~18時間です。
毎日2時間~2時間半の勉強時間を確保できれば、達成できます。
1週間のうち、どうしても空けられない予定を設定し、空白になった部分に勉強時間を入れていきましょう。
勉強できなかった日や息抜きのために、1日勉強しない日を作っておくことをおすすめします。
1ヶ月の勉強時間の目安
1ヶ月の勉強時間の目安は、50時間です。
数字にすると大きく見えますが、30日間で割ると、1日2時間にも及びません。
時間を増やすには早起きするしかありませんが、時間の使い方を変えるだけなら簡単です。
携帯や娯楽への時間を、少し宅建の勉強に回してみましょう。
【時期別】宅建に合格するための勉強時間の目安とスケジュール
宅建の合格に向けて、大まかなスケジュールは組んでおきましょう。
やるべきことを絞ることで、勉強効率が高まるからです。
ここでは、期間別の勉強時間の目安とスケジュールを解説します。
4月〜6月の勉強時間の目安とスケジュール
4月~6月の勉強時間目安は120時間~150時間です。
勉強を始めたばかりの頃は、いきなり2時間毎日勉強に取り組むのは大変です。1日30分からスタートし、徐々に時間数を増やしていきましょう。
最初は「テキスト→過去問」の順番で、宅建の知識に慣れていきます。慣れたら「過去問→テキスト」の順番に学習しましょう。
全分野を一通り学習出来たら、6月の終わりごろに、一度模擬試験の受験をおすすめします。今後の学習計画を見直すヒントになるでしょう。
7月〜9月の勉強時間の目安とスケジュール
7月~9月の勉強時間の目安は、150時間~170時間です。
この時期は、宅建試験に向けて勉強量と質を高めていく必要があります。
過去問を中心に、弱点を重点的に学習していきましょう。
ひたすら繰り返す時期なので、しんどくなりやすい時期でもあります。
逆に言えば、これを乗り越えれば合格はすぐそこです。
コツコツ積み重ねてきた日々を思い出して、前へ進んでいきましょうね。
10月の勉強時間の目安とスケジュール
試験直前の勉強時間の目安は20時間~30時間です。
ここまで来たら、あとは弱点を完璧にするだけです。
余計な情報や新しいポイントには手を出さないようにしましょう。
試験1週間前は、一度全範囲のおさらいを行い、覚え損ねたポイントがないか確認します。
あとは試験で全力を出し切るだけなので、悔いのないように頑張りましょうね。
【通信講座】宅建合格に向けて勉強時間の目安を効率的にする方法
という方は、通信講座がおすすめです。
通信講座は、初学者でも6ヶ月で合格できるよう、カリキュラムが組まれています。
「何をすべきかが明確」なので、あなたがやるべきことは、机に向かって勉強する時間を確保するだけです。
「300時間」はあくまで勉強時間の目安。独学の方は、準備やリサーチの時間も追加でかかります。
という方は、当サイトでもおすすめ通信講座を解説していますので、参考にしてみてくださいね。
【まとめ】宅建に合格するための勉強時間の目安は?
今回は、宅建に合格するための勉強時間の目安について解説してきました。まとめると次のようになります。
- 勉強時間の目安は300時間
- 分野ごとで勉強すべき時間は変わる
- 期間別にテーマを絞っておくと勉強効率が高まる
- 自己管理が大変だと感じる方は通信講座を使うと楽
誤った勉強方法を取りいれてしまうと、300時間では足らない場合もあります。
せっかく費用と時間を投資して合格を目指すのですから、効率的に勉強したいですよね。
そんな方は、通信講座の利用がおすすめです。
当サイトでは、数ある通信講座の中から評判の良いものを厳選して紹介しております。多くの合格者も利用しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。