今回は宅建士の難易度を偏差値に例えた場合について解説します。
と思われやすいですが、気になる偏差値はどのくらいでしょうか?
- 宅建士の難易度を偏差値に例えると?
- 宅建士の難易度を下げ偏差値を上げるポイント
- 宅建士の偏差値と難易度・合格者数と合格率の推移
- 宅建士の難易度と偏差値が高い人は通信講座を利用してる
偏差値は難易度を測る指標の1つになるでしょう。
この記事を読めば、偏差値から宅建試験の難易度が丸わかりです。早速みてみましょう。
宅建士の難易度を偏差値に例えると?
宅建士の偏差値は55~56と言われています。
具体的には、どの程度の数字なのでしょうか。
ここでは、学校や他の資格を例に、偏差値について見ていきましょう。
高校の偏差値
高校でいうと、中堅クラスのレベルです。
関東で言えば、
玉川大学付属高校、など
割と名の知れた私立高校が多いです。
成績表で例えると、オール4以上の成績に値します。
もし、高校の受験者が1000人いた場合、受かるのは300人程度。倍率的は3.33倍でまあまあの難易度です。
というレベルだと思ってください。
大学の偏差値
関東の大学で例えると「日東駒専」と言われるレベルです。
日東駒専とは「日本大学」「東洋大学」「駒澤大学」「専修大学」のこと。
これらの大学は、「MARCH」と呼ばれる偏差値60前後の有名大学(明治大学・青山学院・立教大学・中央大学・法政大学)の次にランクされている中堅大学です。
つまり宅建試験は、資格としては中堅大学クラスということが分かります。
他の国家試験との偏差比較
他の国家資格と比べると、次のようになります。
資格名 | 偏差値 |
弁護士 | 70 |
税理士 | 68 |
医師 | 67 |
社労士 | 63 |
行政書士 | 60 |
宅建士 | 55 |
名の知れた国家資格の中では、宅建士はかなり下位のほうにいることが分かります。
宅建士に比べて、法律の深い部分に触れたり、範囲が広かったりするからでしょう。
という方にとって、宅建士は一番手がつけやすいのかもしれません。
宅建士の難易度を下げ偏差値を上げるポイント
中堅クラスとはいえ、ある程度の努力が必要である宅建試験。
何も対策せずに挑んで合格できるほど甘くはありません。
ここでは、宅建試験に合格するためのポイントを解説していきます。
ポイント①勉強方法をマスターする
合格するためには、勉強方法をマスターする必要があります。合格する人達は「正しい勉強方法」を行っています。
正しい勉強方法とは「過去問を上手に使う」こと。
正答数にこだわらず、間違えた場所をしっかり振り返り、理解できてない部分を重点的に行っていくのです。
正しい勉強方法を理解せずに勉強を進めていくと、学習効率が落ち、合格が遠のいてしまいます。
⇛宅建試験に合格するための効率の良い勉強方法は?おすすめは通信講座!?
ポイント②独学が難しい場合は通信講座を利用
独学が難しい場合は通信講座を利用しましょう。
初学者でも6ヶ月ほど勉強すれば合格できるよう、カリキュラムが組まれているからです。
独学は勉強以外にも「スケジュール管理」や「分からない部分のリサーチ」などの手間がかかります。そのため、学習効率が上がり辛いのです。
その点、通信講座ならそれらの手間を手厚くサポート。受講者が「勉強だけに集中」できるようにしてくれます。
という方は、迷わず通信講座を利用しましょうね。
ポイント③なるべく早めに勉強を始める
宅建試験の難易度を下げたい方は、早めに勉強しましょう。
宅建試験は意外に勉強範囲が広く、約300時間前後の勉強時間が必要だからです。
余裕がある方は試験の1年前、遅くとも6ヶ月前には始めるようにしましょう。毎日の勉強時間が50分~1時間半の間で済むようになります。
余裕をもって合格したい方は、早めに勉強してみてくださいね。
ポイント④登録講習(5問免除)を利用する
難易度をググっと下げるポイントの1つに登録講習(5問免除)の利用があります。
登録講習を受けると、最初から5点加点された状態で試験を受けられます。
登録講習を受けるには、次のような条件が必要になります。
2,従事者証明書を持っている
派遣社員やアルバイトでも、不動産業界などで働いていれば従事者に該当します。
何回か講座を受ける必要がありますが、5問免除はとても大きいです。余裕がある方は積極的に登録講習を受けましょうね。
宅建士の偏差値と難易度・合格者数と合格率の推移
ここまで難易度や偏差値について述べてきましたが、開催される年によって若干難易度が異なります。
具体的な合格者数や合格率の推移から、難易度や偏差値について見てみましょう。
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
R1 | 276,019 | 220,797 | 37,481 | 17.0% |
R2.10 | 204,163 | 16,989 | 29,728 | 17.6% |
R2.12 | 55,121 | 35,258 | 4,609 | 13.1% |
R3.10 | 256,704 | 209,749 | 37,579 | 17.9% |
R3.12 | 39,814 | 24,965 | 3,892 | 15.6% |
R4 | 283,856 | 226,048 | 38,525 | 17.0% |
R5 | 289,096 | 233,276 | 40,025 | 17.2% |
表から分かる通り、合格率は過去5年で、大体17%前後で推移しています。(R2とR3はコロナのため、分割で開催)
近年では、ネットなどでも良質な情報が手に入るようになり、受験者のレベルが上がっていきているようですね。
「偏差値」で言うと少し上がって来ているかもしれません。
今後はさらに合格者の引き締めを図るようなら、「難易度」の上昇が予想されます。
資格が欲しい方は、難易度が低いうちに合格を狙っていきましょう!
宅建士の難易度と偏差値が高いと感じた人は通信講座を利用してる
宅建士の難易度と偏差値が意外と高いと感じた方は、通信講座を利用しましょう。
通信講座は、初学者も合格できるようにカリキュラムが組まれています。スケジュール管理や学習ポイントのリサーチなどの手間が省けるので、勉強だけに集中することができます。
また、分かりやすいテキストや講座を提供してくれるので、学習効率も大幅アップ。通信講座によっては、理解するのが難しい部分について質問できるサポートもあるので安心です。
独学のハードルが高く感じる方や、1発で合格を狙いたい方は、コスパが良い通信講座を利用していきましょうね。
【まとめ】宅建士の難易度を偏差値に例えると?
ここまで宅建士の偏差値について述べてきました。まとめると次のようになります。
・高校や大学で例えると中堅クラスの学校
・国家資格の中では難易度が低め
・独学が難しい方は通信講座を利用してみる
宅建士の偏差値はそれほど高くも低くもありません。ただし、ノー勉で合格できるほど甘くない試験ですね。
また、偏差値以外にも
「民法が難しい」など
いろいろなハードルもあります。普段勉強していない方や初めて法律に触れる方にとっては、偏差値以上に難しく感じる場合もあります。
せっかく挑戦するなら、無駄な時間をかけずに1発で合格したいところですよね。
そんな方はぜひ、通信講座を利用してみてください。
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