宅建を勉強している時って、時間が経つにつれてヤバくなって行きますよね。
宅建に合格できる人には皆共通点があり、それと同じように落ちてしまう人にも共通点があるのです…。
そこで、今回の記事では次の点について解説していきます。
- 宅建合格がやばい人の特徴と傾向
- 宅建合格がやばい人の勉強法
- 宅建合格がやばい人の受験法
- 宅建合格がやばい時に焦らない方法
これらを、独学3ヶ月で1発合格したA・マキタが、実体験を交えて解説します。
宅建の合格がやばい人の特徴と傾向
宅建合格がヤバい人には、共通の特徴や傾向があります。
でも大丈夫です。改善方法は簡単です。原因を知り、合格できる人と同じように行動すれば良いのです。
具体的な例を見てみましょうね。
スケジュール通り勉強しない
スケジュール通りに勉強しない人は、合格がヤバいです。
宅建試験の勉強範囲は膨大なため、適当に勉強していると試験に間に合わないからです。
独学者にとって「スケジュール管理」は合格を支える土台のようなもの。余裕があるなら別ですが、忙しい社会人が適当に勉強して受かるほど、宅建は甘くありません。
合格できる人は、決めたスケジュールに沿って、毎日コツコツ勉強しています。
逆に言えば、スケジュール通りに勉強すれば、合格する可能性は大きく高まるのです。
1日に5時間以上宅建の勉強してる
1日に5時間以上も勉強している人は、逆にヤバく合格率が下がります。
長時間勉強しても、覚えられる知識には限界があるからです。
脳に入れられる情報量には限度があります。それを超えて入れようとしても、集中できずに暗記には非効率です。
最悪の場合、バーンアウトを起こしてしまうこともあります。そして挫折し勉強をやめてしまうのです。
1日の勉強時間は、多くても3時間程度に留めて継続するようにしてくださいね。
コツコツ勉強できない
コツコツ勉強できない人は、合格がヤバくなります。暗記には継続が大事。勉強したことは、次の日には7割忘れてしまうからです。
毎日コツコツと繰り返し勉強していくことで、脳が「必要な情報だ」と認識し、ようやく覚えられます。
気が向いた時に勉強すると、その都度0から覚え直す感じになります。
宅建の勉強は他の勉強と同じように積み木のように積み重ねが大事です。
30分からでも良いので、毎日コツコツ勉強しましょうね。
勉強をやらない日が続いてる
勉強をやらない日が続けば、もちろんヤバくなり不合格になります。
毎日勉強しなければ知識は身につきにくいからですね。
せっかく覚えたことも、1週間もたてばほとんど忘れてしまいます。
勉強に手が回らない原因はなんでしょうか?
時間が確保できない、モチベーションが上がらない等、様々な原因があるでしょう。
当サイトでも、時間を確保する方法やモチベーションを上げるテクニックを解説しています。
ぜひ、記事を参考にしてください。
ラストスパートという言葉が好き
ラストスパートという言葉が好きな人もヤバく合格が危うくなります。
学校の中間試験や期末試験のように、試験が近づいてから猛勉強をやっても到底間に合わないからです。
多くの人がラストスパートという言葉が好きです。それは、コツコツやるよりも最後の方で一気に成果を出して楽に終わらせたいからです。
でも宅建試験は毎日コツコツ勉強することがとても大事。ラストスパートは大いに結構ですが、それは試験日までの努力があってこそのものです。
夏休みの宿題のように締め切り間近になってから勉強しても成果は出ません。
学校の試験や宿題のように、最後に頑張れば何とかなる、という思考はヤバく危険です。
ラストスパートにこだわらず、試験日まで自分のペースを崩さず、コツコツ勉強していく必要があります。
プレッシャーが楽しいと思ってる
プレッシャーを楽しんでいる人もヤバく合格が危ういでしょう。
そもそも、合格が目的というよりもそのスリリングさに意識が行っています。そのため勉強への集中力が欠けている状態と言えます。
宅建試験は、合格したいと願って、一生懸命勉強している人ですら落ちる試験。合格どころか、受かるか受からないか、そのプレッシャーを楽しんでいるようでは、しのぎを削っているライバルたちには到底勝てません。
宅建試験を受ける目的を、今一度考えなおしてみましょう。
過去問の解き方がやばい
過去問の解き方がずさんな方はヤバく、合格が難しいでしょう。
宅建試験は、過去問を正しく解かなければ合格できないからです。
よくあるのが、過去問の正答数にこだわった解き方。満点を取れているのに、内容について聞かれると全く答えられない状態です。
これでは、過去問の答えを暗記しただけで、何も意味もありません。
過去問を解く意味を、もう一度よく考えてみましょう。過去問は「実力を測るためのツール」です。
肢を1つ1つ丁寧に読み解いていかなければ、理解を深めることができません。
正答数にこだわっている方は、今一度、解き方を見直しましょう。
予想問題集で勉強してる
予想問題集で勉強している方は、合格が遠のいてしまいやばくなります。予想問題集は勉強効率が落ちるからです。
予想問題集は、実力が測れるように、出題率の低い情報についても出題されます。
そのため、間違えて自信を無くしたり、細かい部分にこだわって時間を無駄にしてしまうのです。
過去問で合格した話があっても、予想問題集で合格した話は聞いたことがありません。
予想問題集は今すぐ手放して、過去問を中心に解きましょう。
気づくとYoutubeを見てしまってる
勉強中に気付くとYouTubeを見てしまう方は、典型的な不合格者の例です。試験当日になって後悔する方が多数います。
YouTubeは手軽過ぎるがゆえに、ついつい手を伸ばしがち。スマホが近くにあると、勉強中も見てしまいたくなるでしょう。
ですが、その時間を積み重ねたら、一体何時間になるのでしょうか…。あなたはその時間を使って合格できていたかもしれません。
勉強中はスマホの電源を切るか、手の届かない場所に置いておきましょう。
そう言われましても、と思うかもしれません。しかし合格すれば気がねなくYoutubeは見られます。
勉強が終わってから、思う存分見るように心がけてくださいね。
夏休みに旅行に行ってしまう
今年たっけんの勉強をしてるにも関わらず、夏休みに旅行に行ってしまうようでは、合格は難しいでしょう。
少しの間だけなら…と油断している間に、ライバルは前に進んでしまいます。
もちろん、休む時間が必要なのは言うまでもありません。私も日曜日は絶対に勉強しませんでした。
ですが、旅行となると話は別ですね。2泊3日なら、ライバルと6時間~10時間の差がつきます。1週間であれば、20時間以上は後れを取ることになるのです。
合格してからなら、何も気にせず思う存分旅行を楽しめますよ。
今年はぐっとこらえて、勉強に精を出しましょう。
宅建の勉強以外のことに精を出してる(仕事や遊び)
今年宅建の試験を受けるのに、勉強以外のことに精を出している人もやばく合格できません。
実際に宅建を受けたからこそ分かりますが、片手間に勉強して受かる試験ではないからです。
私の同僚にも、もう何年も受かっていない人がいました。平日はもちろん勉強せず、休日暇があったら勉強する程度。
何年もその状態だったので、会社からの月3万円の手当をもらっていれば、もっと選択肢が広がっただろうにと、他人ながらそう思わざるを得ませんでした。
皆さんは何年もダラダラ宅建に時間を注ぐのと、サクッと終えて毎日を充実させるのと、どちらが良いでしょうか。
多くの人が、後者を選ぶでしょう。今この瞬間から、勉強に本腰を入れていきましょう。
なんとなくモチベーションがダダ下がり
なんとなく勉強しており、モチベーションが下がっている人もヤバく合格が危ういです。
勉強の質は「集中力」で決まるからです。
受けるか受けないか分からない人、会社に言われたから何となく受けている人。様々な人がいると思います。しかし受動的な受験者はまず受かりません。
勉強をしていても、脳が「覚えるぞ」というモードに入らないからです。
モチベーションが低いのなら、いっそのこと一度宅建から離れた方が良いかもしれません。
離れることで受験する理由が再び沸き起こってくるかもしれません。
そん時再び勉強に向かっても遅くないかもしれませんね。
【勉強法】宅建合格がやばい人
宅建合格がヤバいと感じる時は、今日から勉強法を見直しましょう。
このままだと、不合格になる可能性が高いです。
せっかく宅建に時間を使っているのに、浪費するのはもったいないです。
そんな状況を打開する勉強法について解説していきますので御覧ください。
集中できる環境で勉強する
まずは集中できる環境を用意しましょう。
携帯やテレビに触れる状況だと、そちらに意識を持っていかれてしまいます。
1番は、携帯を持たずに外で勉強することです。ただ調べものをすることもあるので難しいでしょう。
せめて勉強中は、Youtubeなどの動画を視聴しない、LINEを開かないなどのルールを決めるべきです。
それが難しければ、時間を短く区切って勉強してください。15分~30分毎に5分休憩を入れれば、集中力を持続させやすくなります。
分野別過去問と一問一答を解きまくる
宅建がヤバい人は、分野別過去問と一問一答を解きまくりましょう。
宅建試験は7割が過去問の焼回しなので、過去問を解けば合格できる可能性は大幅に高まります。
ただし、解き方に注意してください。過去問の答えを暗記して高得点を取っても、意味がありません。理解が深まらないからです。
肢1つ1つを深く掘り下げ、なぜ正しいのか、なぜ誤りなのかを第3者に説明できるようにしましょう。
そうすると理解がグッと深まります。
テキストは参考程度
テキストは参考程度にとどめておきましょう。
テキストを中心に学習すると、出題率が低かったり、出題されなかったりする情報も勉強することになるからです。
宅建試験は、勉強範囲が膨大な試験です。
無駄な部分を勉強していると、勉強効率が下がり、試験に間に合わなくなってしまいます。
テキストは参考程度にして、過去問中心に勉強しましょう。
時間があれば模擬試験を受験
宅建がヤバい人でも、時間があれば模擬試験を受験しましょう。
模擬試験を受けることで、現時点での弱点を把握することができます。それが今後の学習計画を見直すことができます。
模擬試験は、受験会場に行くものから、オンラインで受験するものまで様々です。ご自身のライフスタイルに合わせて受験されると良いでしょう。
最近はLECから「0円模試」というものも出ています。
こちらは本番同様の問題を無料で解くことができる上に、総合成績や解説動画まで付いている優れモノ。
余裕のある方はぜひ受けてみましょう。
当サイトでも、おすすめの模擬試験を解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
やる気がなくなっても宅建動画は見る
やる気がなくなっても、宅建動画は見ましょう。
1日5分でも宅建に触れることで、知識を蓄えることができるからです。
一番危険なのは、何も勉強しなくなってしまうこと。
1日5分でも、勉強は勉強です。30日間積み重ねれば、150分=2時間半は勉強したことになります。
小さな積み重ねですが、達成感が自分の自信につながるはずです。
やる気がない時は、短い動画でコツコツ勉強しましょう。
【受験法】宅建合格がやばい人
ここでは宅建合格がヤバい人の、受験に対する心構えについて見ていきたいと思います。
合格を諦めても本試験は受験する
合格を諦めても、本試験は受験しましょう。勉強していたのであれば、受かる可能性があるからです。
あなたが合格を諦めたことと、合格できることは別物。本試験に申し込んだのであれば、受験だけはしておきましょうね。
また、来年に向けての良い経験にもなります。受験した結果、弱点がどこにあるかが分かれば、1年間じっくり勉強できます。
ヤバい場合でも模擬試験のつもりで受けてみると良いでしょう。
最後はヤマカンでも受験する
宅建がやばくても、最後はヤマカンでも受験しましょう。ごく稀に、まぐれで合格できる場合があるからです。
宅建試験は4肢択一のマークシート方式です。つまり、1/4の確率で正答することができます。
合格ラインまで知識が身についていなくても、ヤマカンで当てれば合格できる可能性があるのです。
ただし、合格点である35点~37点分を全てヤマカンで当てるには、天文学的な確率を引き当てなければなりません。
詳細については、まぐれで受かることについて解説した記事がありますので、そちらをご覧ください。
たまに、宅建業法だけを勉強して合格したという人もいますが、極稀です。ヤマカンで受験する場合は、ほぼ落ちると思った方が良いでしょう…。宅建はそのくらい難しい試験になります。
また、せっかく宅建士を目指して取る資格ですから、十分な知識を身に着けて合格できるのが理想です。
とはいえ、合格できなければ始まりませんので、最後まで諦めずにヤマカンでも解いてみましょう。
【通信講座】宅建合格がやばい時に焦らない方法
と思った時は、通信講座が心強い味方になってくれます。
通信講座は、初学者でも6ヶ月で合格できるようにカリキュラムが組まれています。カリキュラムに沿って勉強すれば、合格ラインに到達することができるでしょう。
つまり、通信講座を受講すれば、合格までの地図を手に入れることができるのです。もちろん、目的地までは、あなた自身の足で歩く必要があります。
独学だと、目的地までの地図が無いので、全て手探りで行わなければなりません。間違った努力をすると、目的地から遠く離れた方向に向かってしまう可能性もあるのです。
通信講座なら、そのような心配はいりません。分かりやすいテキストや講義動画で、あなたの勉強をフルサポートしてくれます。分からない部分は、質問をすることもできるので、学習効率もグッと高まりますよ。
ちなみに、宅建合格者の90%が通信講座や予備校の利用者です。
というヤバい気持ちになったときは、通信講座を利用してみてください。
【まとめ】宅建合格がやばい
今回は、宅建合格がヤバい人について解説してきました。まとめると次のようになります。
- 宅建でヤバい人は、共通する特徴や傾向がある
- 合格がヤバい時は、今の勉強方法を見直す必要がある
- ヤバくて諦めたとしても本試験は受けるべき
- 独学でヤバくなった時は、すぐに通信講座を利用する
いかがでしたでしょうか。
宅建試験は、片手間に勉強してもヤバくなるだけです。簡単に受かるほど、甘い試験ではありません。
このことは、私も身をもって体験済みです。
とはいえ、しっかり時間を作って勉強すれば、ヤバくなくなり合格できる試験です。
その際ネックになるのが、スケジュール管理や勉強方法のリサーチ。独学者が手探りで行うと、失敗して努力が水の泡になってしまうこともあります。
そうならないためにも、以下のスケジュール管理に関する記事もご用意しています。
それでもヤバく大変な時は通信講座の利用がおすすめです。
当サイトでもおすすめの通信講座を解説しているので、心配な方は参考にしてみてくださいね。