宅建試験で社会人が合格できる勉強時間は350時間!その方法と通信講座!

みんなの宅建合格情報局

今回は宅建試験で、社会人が合格に必要な勉強時間についてお伝えします。

社会人はただでさえ忙しくて、学習時間がとりづらいですよね。私も働きながら学習したので、気持ちはよくわかります。

そこで、社会人になってから、独学で合格した私が、合格するために、次のことについて丁寧に解説します。

  • 社会人が宅建試験に合格するための勉強時間
  • 勉強時間がない社会人が宅建試験に合格する方法
  • 時間のない社会人には通信講座はおすすめ

この記事を読み終えたあなたは、やるべきことが分かり、宅建試験への学習意欲でみなぎっているはずです。

では、以下に詳しくみてみましょう。




宅建試験で社会人が合格するための勉強時間

みんなの宅建合格情報局

宅建試験で社会人が合格するための勉強時間は、およそ350~400時間です。

宅建の合格率はおよそ15~17%。建築だけではなく、法律などの難易度が高い知識も必要になるため、諸学者が合格するためには、長時間の時間が必要になるのです。

では、具体的にはどのような時間配分で学習したらいいのでしょうか。ここでは、平日・休日の学習時間目安や分野別の学習時間について触れていきます。

社会人のための平日・休日の勉強時間

社会人のための平日・休日の勉強時間

合格した多くの方は、4月から学習を始め、6か月間の学習をしています。180日間で350~400時間の学習をするためには、1日に2~2.5時間の学習が必要であることが分かります。

4月から学習をスタートする社会人の方は、350~400時間を達成するために平日に2時間、休日に2・5時間の勉強時間を取りましょう。

問題量の多い宅建業法と権利関係は、初めての方には理解するにも時間がかかります。この点が宅建試験の難易度を上げる要因になっているのでしょう。

4月からスタートした際の具体的なスケジュールは以下の通りです。

期間 やること
4月~5月 テキスト読み、過去問を解く
6月~7月 過去問を解き、分からない部分をテキストで復習します
8月~9月 苦手分野を重点的に行い、カバーし、模擬試験を受講する

「でも、そんなに一気に勉強できない…」
「忙しくて時間が取れない…」

という方は次のような方法もあります。

  • 30分毎に隙間時間を見つけて行う
  • 動画を流し聞きする
  • 壁などに単語を貼り付ける
  • 宅建の予備校に通う

働く社会人が、いきなり2時間~2・5時間の学習時間は至難の業ですから、隙間時間を見つけ、まずはトータルで2時間~2・5時間の勉強時間を取りましょう。

社会人のための分野別勉強時間

宅建合格のための、分野別勉強時間は以下の通りです

科目 勉強時間 出題数
宅建業法 約140時間 20問
権利関係 約110時間 14問
法令上の制限 約70時間 8問
その他 約40時間 8問

宅建業法と権利関係には多めに時間を割きましょう。理由は次の通りです。

  • 宅建業法…簡単な分野なので、絶対に落とさず得点源にする。
  • 権利関係…難しいのに出題数が多い。全問正解は難しくても、半分は正当を狙う。

つまり、この2分野が、あなたの宅建合格の要になるのです。初めて取り組む方は、この2分野を最優先に学習を始めるようにしましょう。

社会人のためのスケジュール管理

社会人のためのスケジュール管理

社会人が宅建合格をするためには、スケジュール管理が欠かせません。

宅建は合格率15~17%の国家資格。素人が理解できない専門用語が多く出てきます。

「空いた適当に勉強すればいいや。」

この気持ちで受かる人はまずいません。だからこそ、積極的に学習時間を作りましょう。

長期的なタイムスケジュール

長期的なタイムスケジュールは※先ほど述べた通りです。
※見出し:社会人のための平日・休日の勉強時間参照

期間 やること
4月~5月 テキストを読み、過去問を解く
6月~7月 過去問を解き、分からない部分をテキストで復習する
8月~9月 苦手分野を重点的に行い、カバーする

進捗状況によっては、この限りではありません。

基本的には「テキストを読む→過去問を解く→見直す」の繰り返しです。

慣れてきたら、過去問からスタートし、テキストを見直しながら復習します。

終盤では、苦手分野が見えてくるはずです。毎回間違えている問題に重点的に取り組み、知識を確実なものにしていくのが良いでしょう。

分野別タイムスケジュール

学習する順番は次の通りです。

  1. 宅建業法
  2. 権利関係
  3. 法令上の制限
  4. 税・その他

この順番で取り組めばまず間違いありません。宅建業法と権利関係はテキストを1周するまで、重点的に取り組みます。

1週間単位のタイムスケジュール

私の例ですが、1週間単位のタイムスケジュールを紹介します。

休み 2時間 2時間 2時間 2時間 2時間 2.5時間

日曜日は、何も勉強しないと決めていました。長く学習を続けていると、かなりストレスが溜まります。

「勉強しないと気持ち悪い、不安」

このような方は、やるとしても30分だけ。しっかり休むことで、気力を養い、モチベーションを保つことができます。

また、1週間の間に予定変更がある場合もあるでしょう。そんな時は、日曜日を学習日に当てて取り返しましょう。

学習の一番のポイントは「継続すること」だと認識しておきましょう。

1日単位のタイムスケジュール

やることが分かれば、あとは実行するだけです。例えば、私は平日次のようなタイムスケジュールを組んでいました。

時間 行動
6時~7時 テキストで勉強
7時~12時 準備・出勤・勤務
12時~13時 食事後、アプリやテキストで勉強
13時~17時半 勤務
18時 帰宅
19時~19時半 勉強
19時半~22時半 食事・風呂・趣味・就寝

休日は次のようなイメージです。

時間 行動
8時 起床
9時~10時 テキストや動画で勉強
10時~11時 休憩
11時~12時半 テキストや動画で勉強
12時半~就寝まで 自由時間

ポイントは2つです。

  • 朝に集中して行うこと
  • 休憩を挟んで行うこと

朝は頭が活性化する時間なので、起床後に行えば暗記がスムーズになり、学習の効率化を図れます。休日で時間がある際は、集中力を持続させるためにも、1時間で区切るとよいでしょう。

私は午後や夜には、あまり学習をしませんでした。午後は食後で眠くなり、集中力が落ちるからです。また、勤務後は疲れて休みたかったり、寝る前に勉強すると寝付けなかったりすることがあったので、効率をかえって下げることがあります。

「学習は午前中に休憩をはさみながら行う」

これが学習を効率化させるポイントの一つです。

ただ個人によっては、午後や夜にしか勉強できない方もいると思います。そのような場合は休み休み夜勉強してみてくださいね。どこだ

社会人は忙しいが焦っても意味はない

社会人は忙しいが焦っても意味はない

社会人の方は、急な予定変更を余儀なくされ、予定通り学習できないこともあるでしょう。気持ちはとてもよく分かります。私も思うように学習できず、ストレスをためたことがありました。

ですが、それは学習効率やモチベーションを下げてしまうだけで、まったく意味がないことです。もし、学習できない日が出た場合の準備をしておきましょう。例えば、次のようなものが有効です。

  • 日曜日を予備日として当てる
  • 移動時間に学習する
  • 作業中に聞き流す
  • 壁に貼って隙間時間に眺める

テキスト使うだけが学習時間ではありません。1日の全てが学習するチャンスになります。

「勉強できなくても補える環境がある」

そう思えるだけで、ずいぶん気が楽になります。

また、どうしても1日学習時間が取れない時は、1週間のうちでどこかでリカバリーすれば問題ありません。平日の2時間を、5日間で割れば、1日たったの24分です。5日間は24分余分に学習すれば十分取り返せます。

忙しいからと焦ることに意味はありません。工夫しだいで取り返せることを認識しておきましょう。




宅建試験の勉強時間のない社会人が働きながら宅建試験合格する方法

宅建試験の勉強時間のない社会人が働きながら宅建試験合格する方法

勉強時間がない社会人が、働きながら宅建試験に合格する秘訣は、ずばり「継続すること」です。

「当り前じゃないか」

と思うでしょう。ですが、この当たり前でシンプルなことを、大半の受験生はできていないのです。

「忙しいから」
「疲れてるから」

言い訳するのは簡単ですが、社会人の受験生は、みな同じ土俵に立っています。逆に言えば、あなたが「継続」さえできれば、他のライバルに差をつけて、合格することができるのです。

宅建試験の勉強を効率化することはできても、楽をする道はないことを覚えておきましょう。合格をつかみ取れるのは「継続」できた人だけです。

継続の秘訣は。

  • 自分の時間を作ること
  • 休む日を作ること
  • 学習計画にゆとりをもつこと

勉強をすることだけでなく、自分自身の生活を充実させることも重視すると、継続しやすくなります。




宅建試験の勉強時間がない社会人は通信講座がおすすめ!

宅建試験の勉強時間がない社会人は通信講座がおすすめ!

宅建試験の勉強時間がない社会人は通信講座がおすすめです。

宅建試験は、独学では難しいと言われています。理由は2つあります。

  • 長い間、モチベーションを維持するのが難しい
  • 専門用語が多く、分からなくなって挫折しやすい

多くの受験生は、このような理由で挫折するのです。人間ですから、やる気が出なかったり、壁にぶつかると逃げ出したくなったりするのは当たり前のこと。

ですが、そんなことを言っていては、いつまでも合格できませんよね。

「でも独学で続けられるか不安…」

という方は、通信講座を利用しましょう。通信講座を利用するメリットは次の通りです。

  • 学習すべき範囲や学習方法が分かるので、学習計画を考える負担が減る
  • 講師の動画などが付いており、専門用語をわかりやすく説明してくれる
  • 試験までのタイムスケジュールが分かる

「学習計画」や「学習する範囲」のほか、「得意・苦手分野」「分からないところを自分で調べる手間」などを一切カットしてくれるので、勉強することに集中できますよ。

もし独学で学習することに不安があるかたは、ぜひ通信講座を利用してみてください。

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