今回は宅建合格におすすめの模擬試験について解説します。
模擬試験は本番の雰囲気に慣れたり、自分の実力を把握したりするのにうってつけ。
独学で受講されている方は、一度は受けておいたほうがいいでしょう。
という方のために、今回は独学3ヶ月で一発合格したA・マキタが、次の点について解説します。
- 宅建合格におすすめの模擬試験
- 宅建のおすすめ模試を受験したほうが良い理由
- 宅建試験のおすすめ模試を受けた経験談
- 宅建のおすすめ模試はいつ受験したほうがいいのか
合格している独学者はほとんどが模試を受けています。
その理由や受けるべき時期についても解説しますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
宅建合格におすすめの模擬試験
宅建合格を目指したい方は、模擬試験の受講がおすすめです。
本番の雰囲気に慣れ、自分の実力を把握できるからです。
そこで、ここでは模擬試験でおすすめの宅建通信の学校について解説します。
LECの模試
LECの模試は全国32会場で開催され、自宅でも受験可能です。開催月は次の通り。
- 7月~8月「全日本宅建公開模試<基礎編>」
- 8月~9月「全日本宅建公開模試<実践編>」
- 9月「ファイナル模試」
7月~8月「全日本宅建公開模試<基礎編>」
基礎的な問題が中心に出題されます。
4月から勉強を始めた方は、実力試しにちょうど良いでしょう。
8月~9月「全日本宅建公開模試<実践編>」
過去問の知識だけでは対応が難しいレベルの問題が出題されます。
テキストをしっかり読み解いている必要があるので、勉強を始めたばかりの人には難易度が高めです。
9月「ファイナル模試」
本試験レベルの問題や予想問題が出てきます。
難易度は非常に高め。学習の総仕上げにはぴったりの模試です。
受講結果では順位・得点分布の他、弱点となっている分野を把握することができます。
解説講義もWeb配信やDVDなどで視聴可能なので、間違えた問題に関する知識もばっちりフォロー可能です。
アガルートの模試
アガルートでは申し込んだパックに模試がセットでついてきます。
という方向けに「直前答練」という予想問題+講義付きの講座もあります。
直前答練はアガルート完全オリジナルの予想問題。
「基礎問題編」と「チャレンジ問題編」があり、間違えた部分は講義動画で振り返ることが可能です。
知識の定着度や弱点を把握しつつ、充実した講義でカバーできるので非常にコスパが高い模試と言えるでしょう。
スタディングの模試
スタディングの「合格模試」はスマホやパソコンでいつでもどこでも受講可能です。
過去の宅建試験の出題傾向をもとに、出題の可能性が高いポイントに絞って出題。逃せられない重要ポイントや基礎的な知識が身についているか確認することができます。
間違えた部分は、講師が解き方や知識について丁寧に解説。間違えた部分に絞ってじっくり動画を視聴可能です。
受講後は次の3つのモードで練習問題を解けるようになります。
- 練習モード…問題と解説が交互に表示。制限時間がない。
- 本番モード…本番形式での解答。制限時間あり。
- 復習モード…間違った問題のみ表示される。
受講方法は「web上」か「紙面」を選ぶことも可能です。より本番に近い模試を受けたい方は、PDFファイルをダウンロードし紙面で受講すると良いでしょう。
資格スクエアの模試
資格スクエアでは「未来問」と呼ばれる、AIが統計から予測した予想問題が出題されます。
宅建試験の問題をAIが予想する日本初の模試で、本試験出題率75%以上を誇る脅威の模試です。
資格スクエアでは述べ7,500人以上がこの未来問を利用。試験でほとんど似た問題が出た年もあり、合格者の間で評判になっています。
模試の受講後には、資格スクエアオリジナルの得点表や、得点分布図を配布。他の受験生と比べて、自分が合格圏内にいるかどうかを確かめることができます。
また、受講者だけの特典として、セルフ採点形式の未来問を1回分追加で利用可能です。
好きなタイミングでいつでも受講できるので、価格を抑えてお得に模試を受けたい方におすすめです。
資格対策ドットコムの模試
資格対策ドットコムの全国web模擬試験は、直近の不動産統計数値も加味した予想問題が出題される模試です。
模試は何度でも解答できるので、間違えた問題は繰り返し解くことができます。
在宅で受講できるのも魅力。忙しい方は、自分のスケジュールに合わせて受講することができます。
受講後は、全体でのランキングや分野ごとの平均点と比較したグラフで、実力を正確に把握可能です。得意分野や不得意分野を確認できるうえ、講評がついてくるので、本試験までの学習計画に役立てることができるでしょう。
スマホやタブレットで問題を解くほか、紙面に印刷して解答することもできます。紙面の場合は、後からwebで解答を入力する必要あがるので注意してください。
宅建のおすすめ模試を受験したほうが良い理由
宅建合格者の多くは模擬試験を受験しています。
ここでは、その理由について解説します。
模擬試験のメリット
模擬試験を受けるメリットは次の通りです。
- 弱点を把握できる
- 本番の緊張感に慣れる
弱点を把握できる
模擬試験を受講すると、学習の進捗状況を把握したり、自分の苦手分野や弱点を把握したりできます。
そのため、本試験に向けて集中的に学習すべきポイントを押さえることができるのです。
予備校によっては丁寧な解説動画もついてくるので、弱点を把握すると同時に、カバーをすることも可能。
各予備校が出題傾向を分析して作る問題なので、その年に出てきそうな問題を押さえられるのも魅力ですね。
本番の緊張感に慣れる
本番の緊張感に慣れることができるのも、模試を受講するメリットです。
十分な実力があるのに、当日に緊張してパニックを起こしてしまう人もいます。
当日は非常に静かなうえに、慣れない環境で受験するので、独特の雰囲気に緊張してしまうのですね。
実力を十分に発揮するためにも、事前に模擬試験を受けて、雰囲気に慣れておく必要があるのです。
模擬試験のデメリット
模擬試験のデメリットは全く点数を取れず、自信を無くす可能性が出てくるところです。
予備校によっては若干難しい模擬問題を作っていることもあるので、思うように点が伸びないことがあるのです。
そのことを知らず、思い切って受講したものの玉砕し、試験へのモチベーションを無くしてしまう人がいるのも事実です。
そのため難易度の高い予想問題が出てくる模試は、試験直前には受けないほうが良いでしょう。
宅建試験のおすすめ模試を選ぶ時のポイント
宅建試験を選ぶときのポイントは次の2通りです。
- 本試験での出題率が高いものを選ぶ
- 受講後のフォローが充実している
本試験での出題率が高いものを選ぶ
模擬試験は本試験での出題率が高いものを選びましょう。
予備校によっては、細かい知識まで要する難しい問題が出題されることもあるからです。
そういった難しい問題は本試験では捨てるべき問題です。また、間違えることで自信を無くしてしまう可能性もあるでしょう。
受講後のフォローが充実している
受講後のフォローが充実しているかどうかもポイントです。
模試は「実力を測る」ためのものです。受けっぱなしで終わりでは、受けた意味がほとんどありません。
受講する予定の模試は、成績表や解説動画が付随しているでしょうか。
学習効率を高めたい方は、自分の実力を正確に示してくれるものや、弱点を克服できるフォローがある模試を受けましょう。
宅建のおすすめ模試を受けた経験談
直前答練は本番同様の冊子で作られており、本番の感覚や問題文に書き込むイメージを付けることができました。
アガルートで作成された予想問題は、本試験で出題される可能性が非常に高く、時間を作って取り組む価値があると思います。
また、問題1つ1つに丁寧な解説動画がついているので、間違えた問題があっても即フォロー可能。弱点を徹底的にフォローした結果、本番では44点という高得点で合格することができました。
僕、Aマキタが3ヶ月という短期間で合格できたのも、品質の高い模試を受けてしっかり対策をしたからだと思います。
大手の模試はどれも品質が高いものばかり。中でも、この記事で解説しているものは価格も安く、フォローが充実しているものを選りすぐっています。
迷ったときは上記のサービスから選んで見てください。
宅建のおすすめ模試はいつ受験した方がいいのか
おすすめ模試は少なくとも試験1か月前までの受講をおすすめします。
1週間前など、直前に受講しても対策が間に合わないからです。
1か月前までに受講して、本試験までに重点的に補強していくのが得策でしょう。
また、何度も受けることもおすすめしません。
受講と振り返りで非常に時間がかかるからです。
模試は多くても2~3度までと決め、それ以外は分野別の過去問集に時間を注いだ方が学習効率が高まるでしょう。
パックで複数回の模擬試験が販売されている場合は、全て行う必要はありません。2〜3回行えば十分です。
【まとめ】宅建合格におすすめ模擬試験
ここまで宅建合格におすすめの模擬試験について解説してきました。まとめると次のようになります。
- 模試は理解度を把握し、本番試験に慣れるために行う
- 本番試験での出題率が高い信頼性のある模擬試験を選ぶ
- フォローが充実しているものであれば学習効率が大幅にアップ
- 試験1か月前までに受講する
多くの合格者は模試を受けています。自分の弱点を把握することで、学習方針を見直すことができるからです。
模試を受講する目的をしっかり把握し、自分に合った模擬試験を受けましょう。
当記事では数ある模擬試験の中でも、コスパの高いものを選りすぐって紹介しています。迷ったときは、上記の模試で自分に合ったものを選べば間違いありません!
ぜひ、やってみてくださいね。