今回は、宅建は過去問を解きまくれば合格できる理由について解説します。
と思う方もいるでしょう。ですが、ただ解くだけでは合格できません。
- 宅建の勉強は過去問を解きまくれば合格できる理由
- 宅建の勉強で過去問を解きまくれない理由
- 宅建試験で過去問を解きまくる勉強法
- 宅建の勉強で解きまくるときの過去問のおすすめ種類
- 宅建の勉強は何年分過去問を解きまくれば合格できるのか
- 宅建の勉強で過去問を解きまくる以外の勉強
過去問を解く理由や解き方を知っておくと、学習効率が大幅に上がります。
正しく過去問を解いて、合格を目指しましょう。
宅建の勉強は過去問を解きまくれば合格できる理由
宅建の勉強では、過去問が重要視されます。それは何故でしょうか?
ここでは、その理由について解説していきます。
過去問でアウトプットしたほうが記憶に定着しやすい
テキストを読み込むよりも、過去問でアウトプットしたほうが記憶に定着しやすくなります。
何度も情報を出し入れすることで、記憶が鍛えられるからです。
テキストを読むだけだと、情報を入れるだけで出すことをしないため、なかなか定着しません。
学校の勉強でも黒板を書いて教科書を読むだけでは、なかなかテストの点数が上がらないのもその理由。
定着させたい方は、過去問を積極的に解きましょう。
テキストよりも過去問のほうが暗記しやすい
テキストや暗記表を眺めるより、過去問のほうが暗記しやすいです。
覚えたものを使うことで、脳が記憶しやすくなるからです。
掛け算や漢字も、使うことでどんどん覚えたと思います。
声に出すことでどんどん九九を覚えた方も多いと思います。
そうです、暗記したいものがあったら、過去問でどんどんアウトプットして覚えましょう。
スピード感を持って勉強できる
過去問はスピード感をもって勉強できます。
「問題を解く」という目的があり、集中できるからです。
情報量満載のテキストを読んでいるだけだと飽きてしまい、そのうち眠くなり、学習効率も下がります。
過去問は効率的な学習にもつながるのです。
似た問題が多いことに気づく
過去問を解いていると、似た問題が多いことに気付く方もいます。
宅建は7割が過去問の焼回しだからです。
このことが分かれば、どのポイントを重視して勉強すれば良いかが分かるので、学習効率がグッと上がります。
過去問は解けば解く程、学習効率が上がっていくのです。
【疑問】宅建の勉強で過去問を解きまくれない理由
過去問を解けばいいことは分かっていても、解くことができない方もいます。
その理由について解説します。
過去問で勉強しても合格できないと思い込んでる
こんな風に考えている方は、過去問を解きまくるのは難しいでしょう。
そう思ってしまうのは、宅建試験の性質をよく理解していないからです。
宅建試験は7割が過去問の焼回しです。そのため、過去問を解かない人は、力を注ぐべき重要ポイントを把握できず、学習効率がなかなか上がりません。
疑って過去問を解きまくれない方は、もう一度、宅建試験の特徴についてよく考えてみましょう。
過去問を解くべき理由が分かるはずです。
宅建試験で過去問を解きまくる勉強法
宅建試験では過去問を解くことが重要ですが、やみくもに解くだけでは合格できません。
ここでは、効率的に過去問を解く方法について見てみましょう。
1肢ずつどこが誤っているのかをアウトプットする
過去問を解く時は、解答理由を第3者に解説するつもりで、1肢ずつじっくり解きましょう。
正答数にこだわって解くだけでは、理解が深まらないからです。
第3者に説明するには、まず自分が知識を理解している必要があります。
最初は時間がかかるかもしれませんが、少しずつ学習効率は上がり点数も上がっていきます。
焦らずにゆっくりやっていきましょう。
テキストは確認程度
テキストは過去問を解いた後に確認する程度に留めておいてください。
テキスト主体に勉強すると、余計な部分まで勉強してしまうからです。
テキストによっては、試験には全く出てこない内容も記載されています。
学習効率を下げないためにも、テキストは過去問で分からない部分を確認する程度に使いましょう。
ただ、宅建の勉強を始める最初のときは、テキストざっくり読んで過去問に取り組んでくださいね。
宅建の勉強で解きまくる時の過去問のおすすめ種類
過去問にも様々な種類があります。
ここでは、おすすめの過去問について紹介します。
分野別過去問
分野別過去問集は、最も重要な過去問です。
最も学習効率を高めやすい過去問だからです。
年度別過去問は全ての分野が含まれているうえに、解くのに時間がかかります。そのため、学習効率が落ちやすいのです。
その点、分野別過去問集であれば、1つの分野に集中して解くことができるので、学習効率が高まりやすくなります。
一問一答
一問一答集は外出する際に使いたい過去問です。
スキマ時間で手軽に解くことができるからです。
最近は、無料で使える一問一答の宅建アプリもあります。
スマホ一台あればどこでも勉強できるので、ぜひインストールしましょう。
年度別過去問
年度別過去問集は、全分野を一通り学習し終わってから解くのがおすすめです。
時間配分や今の実力を把握できるからです。
ただ、年度別過去問集は解くのにも振り返るのにも時間がかかります。
1ヶ月に1~2回程度解けば十分でしょう。
宅建の勉強は10年分の過去問を解きまくれば合格できる
宅建の勉強は過去問を10年分解けば合格できると言われています。
過去問を10年解けば、ほぼ全範囲を網羅できるからです。
10年分の過去問について、肢を1つ1つ正確に説明できるようになれば、合格はほぼ間違いありません。
最初は気が遠くなるような量ですが、日々コツコツと解いていきましょう。
【その他】宅建の勉強で過去問を解きまくる以外の勉強
宅建の勉強では過去問が重要だとお話してきました。
しかし、必要な勉強はそれ以外にもあります。
ここでは、過去問以外に大切な勉強方法について解説します。
語呂合わせ暗記帳は時には必要
暗記には過去問の活用が望ましいとお伝えしましたが、時には語呂合わせの暗記も必要です。
過去問だけではカバーしきれないほど、暗記が必要な場面もあるからです。
法令上の制限における、用途地域などがそれに当たります。
語呂合わせの中には非常に覚えやすいものもあるので、テキストなどで活用してみましょう。
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アプリで一問一答を解きまくる
先ほど紹介した宅建の一問一答アプリもおすすめです。
移動時間や休憩中など、スキマ時間にできるからです。
分野別過去問集や年度別問題集は、短い時間では解くことができません。一問一答集であれば、5分時間があれば解答~振り返りまで行うことができます。
無料のアプリもたくさんあるので、お気に入りのアプリを1つダウンロードしておきましょう。
模擬試験で実力確認
勉強を始めて2ヶ月~3ヶ月経ったら、模擬試験の受験をおすすめします。
自分の実力を測れるからです。
模擬試験を開催している学校によっては、成績表や解説講座付きのものもあります。
中には0円で受験できるお得な模擬試験も。当サイトでも模擬試験について解説していますので、ぜひご覧になってみてください。
予想問題は絶対解きまくらない
予想問題集は絶対に解きまくってはいません。
本試験よりやや難しく作られており、出題率の低い問題まで出題されるからです。
出題率が低いと分かっていても、間違えた部分は振り返らないと不安になってしまいます。
得点に結びつかない部分に時間を割くのは得策とは言えません。
学習効率が下がってしまうので、絶対に手を出さないようにして、過去問を解きまくりましょう。
【まとめ】宅建の勉強は過去問を解きまくれば合格できる
ここまで、宅建は過去問を解きまくれば合格できる理由や方法について解説してきました。
まとめると次のようになります。
- 宅建はテキストよりも過去問を中心に勉強する
- ただ解くだけではなく、正しく過去問を活用する必要がある
- 合格ラインに乗りたい人は10年分を丁寧に解く
- 過去問以外にも活用できる勉強法がある
合格者の多くは、過去問を中心に勉強しています。
宅建試験は、殆どが過去問の焼回しだからです。
このことを知らずに、勉強すると、学習効率が大きく下がり、合格から遠のいてしまいます。
過去問を中心に勉強する理由と、正しく解く方法を押さえ、効率的に勉強していきましょう。
そうすれば、あなたの宅建合格は間違いないものになります。
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