今回は、宅建試験に合格するための効率の良い勉強方法を見ていきます。
効率の良い勉強方法4選と勉強時間を作る方法。
分野別勉強方法と合格のための勉強ポイント。
最後には独学・通学・通信講座のうちどの勉強方法が良いのかを以下で詳しく見ています!
宅建試験で合格するための効率良い勉強方法
(画像出典元:もるもるのアメリカ旅日記)
宅建試験を合格するための効率の良い勉強方法は、以下の4点です
- テキストをさらっと読んで全体像を把握する
- ひたすら過去問を解きまくる
- 模擬試験を受ける
- ノートの使い方など
この4点を以下で詳しく見ていきます
①テキストをさらっと読んで全体像を把握する
(画像出典元:不動産系資格 最短合格ルート)
一番最初に、宅建試験に合格するための効率の良い勉強方法は「テキストをさらっと読んで全体像を把握する」です。
宅建試験は過去問の焼き写しのような問題が多く出題されます。
そのため最初からテキストを熟読してしまうと、とてつもない時間がかかり過去問を解く段階に行くまでに使い果ててしまいます。
仮に熟読したとしても、最初のうちは何が書いてあるのか理解するのが大変です。
そのためにも最初にテキストを読む場合は「何が書いてあるのかな」程度でさらっと読み進めましょう。
テキストは、過去問を解いた時にわからないことがあった場合にテキストに戻って再確認する。このようなテキストの使い方の方が効率よく宅建に合格する勉強ができます。
テキストを読んで過去問を解きまくりある程度慣れてきたところで、月間を使ってテキストを読むことはとても良いですね。
最初からがっつりテキストを読んで暗記しようとか理解しようというのはストレスになるのでやめましょう。
②ひたすら過去問を解きまくる
(画像出典元:建設転職ナビ)
宅建試験の合格への近道は、「ひたすら過去問を解く」ことです。
宅建試験では過去に出題された問題が何度も出題されます。
ただ問題文が同じまま出題されるのではなくて、若干ニュアンスを変えたりして多く出題されます。
その典型的な科目が宅建業法。
ですので宅建業法は満点を取るぐらいの気持ちで勉強する方が合格しやすくなります。
そのためひたすら過去問を解きまくることで、合格点が見えてきます。
権利関係・法令上の制限・税その他についても、過去問を中心に解きましょう。
そのことで受験生が正解できる問題が必ず正解できるようになるのです。
1点2点で宅建試験に落ちてしまっては無駄になりますので、取れる問題はしっかり取っていきましょう。
当然、過去問だけでは不十分のためテキストを読むことも必要です。
しかし、必要だからと言って重箱の隅をつつくようにテキストの広い部分を暗記しようとすると、不合格になってしまいます。
テキストの広い部分、細かいところまで暗記しても、本試験では全く問題が出題されないことが多く出てきます。
そういうところも踏まえ、オーソドックスに過去問を解きまくり、重要な暗記項目をテキストで暗記することで、合格の道が見えてきます。
細かいところを覚えるよりも、過去問を解きまくり受験生の皆さんが点数を取れるところをしっかり取ることが宅建試験に合格する手段です。
ちなみに過去問や一問一答の方は、本試験の時のように解いても意味がありません。
過去問で勉強することは、正解を導き出すことではありません。
過去問の選択肢1つ1つを読んで、この選択肢は◯か。はたまた✗か。✗ならばどこが間違っているのか。
その間違った部分を答えられるように勉強するのが、過去問の重要な勉強方法です。
決してある問題が正解できたから勉強しているということではありませんので注意して勉強してくださいね。
過去問を中心にして、焦らず少しずつ学習を進めていきましょう。
一問一答をやる
過去問をやりまくることが重要なことが分かりました。
その重要な過去問の問題集として、一問一答という問題集も発売されています。
こちらの一問一答の問題集を、年度別などの過去問題集と並行して解きまくることもとても重要です。
年度別の過去問題集よりも、一問一答問題集の方が選択肢1つ1つをじっくり◯か✗かを検討することができるので、年度別の過去問題集よりも勉強しやすいという方も多くいます。
こちらの一問一答問題集も、選択肢が✗の場合、なぜ✗なのか理由を答えられるようにしましょう。
現在は、スマホのアプリなどで一問一答問題集を気軽に解けます。
仕事に向かう電車の中やホームでの待ち時間、仕事の合間や昼休み、休日に出かけている時のわずかなスキマ時間。
これらの時間を利用していつでもどこでも勉強をすることができます。
一問一答で勉強しながら、まるでゲームのように楽しく、無理なく勉強を進めていきましょう!
スキマ時間を多用する
スキマ時間は宅建受験生にとってとても重要な勉強時間です。
自宅に帰って本格的に1時間2時間勉強するのは大変ですね。
しかし、スキマ時間を多く利用することで、本格的な勉強時間を短縮することもできるのです。
前述したように、通勤電車の中や昼休みの時間、休日に遊びに出かけた時のわずかな時間。
色々なスキマ時間を利用すれば、1週間で3,4時間の勉強時間を確保することも可能なのです。
そうすれば本格的な勉強時間を、1週間に1時間2時間くらい勉強できなくても、スキマ時間で補うこともできるのです。
ただ、このように、スキマ時間を多用すると勉強時間が多くなって疲れ果ててしまうのではないかと思う人も多いと思います。
しかし、宅建試験に合格しようと思っている受験生にとって、勉強しなければ合格はありえません。
一部にはちょっと勉強して偶然にも向かってしまう人もいます。しかしこれはあくまでも稀な話です。
このまれな話を望むより毎日少しでもでも勉強することで、合格は近づいてきます。このように着実に勉強していけば、いつの日かスキマ時間に勉強することさえも楽しくなってきます。
それはマイペースで勉強するうちに、勉強の成果が出てくるからです。今まで全然過去問題集が解けなかったが、気づいていれば半分ぐらい解けるようになっていた。
このようなことがどんどん増えてくるのです。
そうするともっと勉強したいという欲も出てきて、夜に勉強する本格的な時間だけでなく、スキマ時間にスマホ片手に勉強したくなってくるのです。
そのような状態になれば、多くの確率で宅建試験に合格すると言えるでしょう。
毎日少しずつでも勉強ができて、無理なく知識が身につきます。
スキマ時間を活用して、楽しく、効率的に勉強していきましょう。
音声学習をする
宅建試験に合格するための効率の良い勉強方法のもう一つは「音声学習」をすることです。
音声学習は、テキストの内容を音声で聞く勉強法で、移動中や家事をしながらでもできますね。
そうすると、無意識に知識がついていきますし、自然と過去問の点数が上がっていきます。
スマートフォンなどのアプリに音声学習があるので試してみるのも良いでしょう。
音声学習は、ちょっとした時間にも活用できるので、忙しい方にもピッタリの勉強法です。
③模擬試験を受ける
(画像出典元:フォーサイト)
宅建試験をある程度勉強し、本試験が近くなってきたら、模擬試験を受験することをおすすめします。
なぜならば、模擬試験を受験することで、その時の実力がわかるからです。
30点くらいしか取れない場合は、合格するための実力が足りていないことは明白です。
模擬試験で正解できなかった部分を重点的に、過去問をしっかり解きまくりましょう。
38点くらい取れている場合は、合格できる可能性が非常に高いです。
その場合は、ケアレスミスをしないように注意することと、もし曖昧な暗記の部分があった場合は、徹底的に覚えるようにしてください。
そのことで38点以上の実力がついて、本試験でも合格点よりも5,6点余裕で点数が取れて合格できるでしょう。
このように合格への道標として、宅建を勉強し本試験が1ヶ月前とかに近くなってきたら、模擬試験を受けて実力を判断し対策を取りましょう。
また本試験への本当の模擬試験という意味で、試験会場の雰囲気、緊張感や焦りなど。試験当日に平常心な精神状態で臨めるようにするために、模擬試験はとても有効な手段です。
④ノートを作る
宅建試験に合格するための効率の良い勉強方法で「ノートを作る」必要はありません。
なぜならば、ノートを作成している時間があるならば、どんどん過去問を解いた方が良いからです。
分からなかった部分や覚えられない部分をノートに書く人も多いでしょう。
それ自体は悪いことではありません。しかしノートを書くことを中心にしてしまい、本来の過去問をやりまくる勉強方法がおろそかになってしまいます。
それは「本末転倒で」効率の良い勉強法で合格するというよりも、勉強のための勉強をすることになります。そのため合格はどんどん遠のいて行きます。
しかしノートを全く作らないというのもナンセンスです。
何度も過去問を解きまくっても、覚えられない箇所が出てきます。
そのような時は「覚えられないノート」と題したノートを作り、スキマ時間などに何度も読んで覚える必要はあります。
ですので時間をかけてノートを作るというよりも、覚えられない部分を簡単にまとめるノートを作って時間をかけないようにしてください。
単語帳でも良いですが、覚えられない部分をいくつも書いてやるノートの方が、覚えられない量がわかって見やすいと言えます。
宅建試験に合格するための効率の良い勉強時間を作る方法
宅建試験を合格するための効率の良い勉強方法は、以下の5点です
- 寝るまでの間で勉強時間を1時間確保する
- 朝早く起きて勉強時間を30分作り出す
- スキマ時間で毎日1時間を勉強に充てる
- 20分勉強したら5分リラックス
- 絶対に睡眠時間は削らない
この5点を以下で詳しく見ていきます
寝るまでの間で勉強時間を1時間確保する
(画像出典元:ユーキャン)
社会人の人が宅建試験の勉強時間を作るオーソドックスな方法は、仕事が終わって自宅に帰り寝る前の間の1時間から2時間の間に勉強時間を確保しましょう。
社会人は忙しいですから、平日の午前中などまとまった時間で勉強することはできません。
大学生ですと、授業のない平日に図書館などに、宅建の勉強をすることは可能と思います。しかし社会人は難しいですね。
営業の仕事をしていても、仕事をサボって1時間くらい図書館に行って勉強するということは非現実的です。
ですので仕事が終わった夜。ご飯を食べてお風呂に入った後など。ゆっくりできる時間を1時間から2時間ほど確保し、寝るまでの間勉強することが望まれます。
ただ、勉強が終わってから寝るまでの約1時間くらいはリラックスタイムが欲しいですね。
お酒などが良いとは思いますが、勉強が終わってからご褒美でお酒は飲むようにしてください。
お酒が飲めない人は甘いものでも良いですね。
また、勉強で疲れた心を、自分の趣味に充てることで、良い睡眠が取れますので、リラックスタイムは忘れずに行ってください。
朝早く起きて勉強時間を30分作り出す
宅建試験を効率的に勉強ための時間を確保する方法として「朝早く起きて30分勉強する」があります。
朝は睡眠によりストレスが減っています。そのため勉強をするには持ってこいの時間帯です。リラックスしているので勉強した事柄がスイスイ入ってきます。
夜1時間勉強した内容が、30分で吸収できる。このような効果が朝勉強にはあります。
ですので朝仕事に行く前30分くらいに過去問題集を解きまくるなどして勉強時間に費やしてみてください。
ちなみに僕は30分早く起きて勉強はしませんでした。その理由は朝が苦手だったからです。
朝は5分でも10分でも寝ていたい。このような体質の持ち主でしたので、朝30分早く起きて勉強することはとても苦手でした。
その朝勉強ができない分は、通勤時間やお昼休み、休日のレクリエーションなど。スキマ時間をたっぷり使っていました。
勉強が進むにつれて合格したいという欲望が生まれます。そうすると「もっと勉強したい」という意識が芽生え始めます。
この「やる気スイッチ」のようなものを利用して、スマホや単語帳などで、スキマ時間にたっぷり勉強していました。
ですので、朝型夜型という宅建受験生がいると思います。その場合は自分がどちらがあっているかを一度試してみるのも良いですね。
スキマ時間で毎日1時間を勉強に充てる
宅建試験で合格するためには、スキマ時間を多く利用することは効果的です。
なぜなら、社会人など仕事をしている人にとって宅建の勉強をする時間があまり取れないからです。
仕事をしている人の多くは、帰ってきてから1時間とか2時間勉強することになります。
学生のようにまとまった時間が取れないため、どこで勉強時間を確保するかが重要になってきます。
そんな時スキマ時間を利用することは本当に重要になってきます。
通勤の電車の中、電車を待ってるホーム、お昼休み、休憩中、休日に出かけている時の待ち時間など。色々な時にスキマ時間が発生します。
5分とかわずかな時間でも、スマホのアプリを開いて一問一答を解いてみることで、合格の知識が積み重なってきます。
スキマ時間でもやればやるほど成績に直結してきます。ですのでわずかな時間があったらスマホや暗記帳を開いて、勉強することをおすすめします。
スキマ時間を上手に活用して、楽しく効率的に勉強しましょうね!
20分勉強したら5分リラックス
宅建をを効率的に勉強方法とし、20分勉強したら5分リラックスタイムを取ることが重要です。
勉強などはそうですが、集中力というのは長く続くものではありません。
疲れを感じたら休憩を取ることも良いです。しかしそのような時はもうすでに集中力はなくなっています。
疲れたら休むというよりも、時間を決めて意図的に休む。これを繰り返すことで、長い勉強時間を確保することができます。
1時間勉強して疲れたので10分休む、という勉強方法ですと、その後はスマホを見て遊んでしまい勉強をしなくなってしまうこともあるのです。
一方20分勉強して5分休む。これは20分ぐらいの勉強では疲れていませんので、5分も休もうとすると勉強したいというやる気スイッチが生まれてきます。
そうすると休憩時間を2分や3分に短くし再びた勉強を始めます。そして20分勉強したら再び5分休憩。ただそれほど疲れていないので再び2から3分ぐらい休憩した後に再び勉強をし始めます。
これを5回繰り返せば100分=1時間40分勉強することになります。
ちょこちょこ休憩を取る勉強方法にすれば、勉強をし終わった後でも、ぶっ通しで1時間費やした時よりも疲れていないことに気づくと思います。
20分勉強と5分休憩のリズムで、楽しく効率的に勉強していきましょう!
絶対に睡眠時間は削らない
宅建を効率的に勉強するには、絶対に睡眠時間は削ってはいけません。
なぜなら、睡眠時間を削ると暗記する能力が減退するからです。さらに寝ている時は記憶が定着しやすくなります。
ですので睡眠時間を削って勉強するよりも、ぐっすり寝て暗記力を向上させ記憶の定着を図ってください。
「寝る子は育つ」と言いますが、動物にとって寝ることは多くの成長につながります。
勉強もそうですが、東大生でも寝ないで勉強するよりも、ぐっすり寝て勉強している人が多いようです。
十分な睡眠を取りながら、楽しく効率的に勉強していきましょうね!
宅建試験で効率の良い分野別勉強法
宅建試験に合格するためには、分野別に効率の良い勉強をしなければ合格は遠のきます。
やみくもに勉強すれば、時間が足りなくなります。また労力的にも大変になります。そうすると身体的精神的に疲れて途中で勉強をやめてしまうこともあります。
宅建の勉強を始めようとしてテキストと過去問を買い、闇雲に初めてしまって、点数が伸びずに途中でギブアップしたくなります。
そうならないためにも分野別に勉強して、効率の良い合格を勝ち取りましょう。
勉強の順番
一番最初に勉強する科目は「宅建業法」です。
2番目は「権利関係」。3番目は「法令上の制限」。
最後に「税その他」
このような順番で勉強をするのが良いです。
以下ではどうしてこの順番が良いのかを詳しく見ていきましょう。
宅建業法
まず最初に勉強する分野は、何と言っても「宅建業法です」。
宅建業法の問題数は、50問中20問出題されます。宅建試験全体の4割です。
また宅建業法は特に、過去問題集の焼き写しレベルの問題も多く出題されます。
さらに暗記すれば回答できる問題も多く、勉強すれば20点も夢ではない分野です。
僕も宅建業法に関しては、過去問題集をひたすら勉強しました。一問一答の過去問題集も使い、スキマ時間があればスマホで問題を解いていました。
そして合格を勝ち取ったのです。ですので、一番最初に勉強する分野として宅建業法はとても重要です。
覚えれば点数が取れる分野です。過去問題集をひたすらときまくり20点を取るように心がけましょう。
権利関係
宅建業法の次に勉強に精を出すのは「権利関係」です。
権利関係は50問中14問出題されます。全体の28%。こちらも比重が大きいので勉強して点数を取りたいところですね。
ただ権利関係は難しいと言われています。その理由は論理的思考が求められるからです。
論理的思考とはA=B・B=C・ゆえにA=C。このようなものの考えをすることです。
宅建業法のようにただの暗記では終われません。ですので難しいと言われています。
しかし、文章をゆっくり読めば問題は容易に解けます。
権利関係の過去問題集を何度も何度も解いているうちに、論理的思考も身についてくるでしょう。
結局「慣れ」のところもあるので、こちらも高得点を狙って、過去問を解きまくってみてください。
法令上の制限
3番目に勉強するのは法令上の制限です。
ただ、本試験では難しい問題が多く出題される傾向があります。ですので満点を取ることはとても難しいです。
勉強方法としてはこちらも過去問題集をベースにして、多くの受験生が得点できる分野は必ず得点できるようにしましょう。
そのためには、過去問を重点的にやりまくりましょう。
ただ消してテキストのいろいろなところを覚えたりするのは避けてください。これが俗に言う「重箱の隅をつつく」と言われることです。
いくら重箱の隅をつついても、難しい問題はほぼ解けません。
そのような時間は無駄になりますから、重箱の隅をつついている時間がある時は、「宅建業法」や「権利関係」で高得点が取れるようにこちらに力を入れましょう。
法令上の制限はあくまでも過去問レベルで皆さんが取れる問題は取れるというレベルで勉強しましょう。
税・その他
最後はこの税・その他です。この科目で満点を取ることは相当難しいです。
法令上の制限と同じで、出題範囲が広い割に問題数が少ないからです。そのためいくら勉強しても満点は取れないような仕組みになっています。
相当頭がいい人は、重箱の隅をつついて満点を取ることはあるでしょう。しかし一般の受験生はこのようなことをしたら、宅建試験に敗北してしまいます。
「税法の地方税」「地価公示法」「不動産鑑定評価基準」はよく出題される項目です。過去問題集を中心に勉強し少しでも多く点数を取れるように暗記をしましょう。
また宅建試験では毎年統計の問題が1問出題されます。その統計の問題は最新の情報が多く出題されます。ですので危険の直前までに最新の統計を調べて暗記しておいてください。
深入りをしない過去問中心に取れる点数を狙っていきましょう。
宅建業法・権利関係の勉強が手薄になっている場合、闇雲に税・その他に力を入れる必要はありません。
宅建業法権利関係に力を入れて、余力で「税・その他」に臨みましょう。
宅建に効率的に合格するための勉強のポイント
引用:https://ofukuwake-blog.com/
こちらでは宅建に合格するための勉強のポイントをお知らせします。
満点を取らない
宅建試験で普通に合格する人は、満点を取ろうとしません。
その理由は「効率の良い分野別勉強方法」でも少し触れましたが、基本的に宅建の試験は範囲がとてつもなく広いです。
そのため満点を取ろうと思った勉強をしたら、1年あっても時間が足りません。
宅建試験は弁護士試験と違い、多くの問題が過去問題集の焼き写しです。焼き写しなのでそのままの問題は出ません。しかし過去問題集を勉強していれば焼き写しの問題が出た時に「答えはあれね」とすぐ気がつきます。
特に宅建業法は焼き写しの問題が多いので、こちらでは満点は望めます。しかし権利関係・法令上の制限・税・その他では満点は難しいです。
ですから重箱の隅をつつく勉強方法ではなく、過去問を中心に勉強し、多くの受験者が得点できるところは必ず得点する。このような勉強への意気込みが大事ですね。
満点を取ろうとすると、テキストの隅々まで暗記しなくてはなりません。それでは本当にしんどく、簡単な問題で失点しまうこともあります。
そんなことが起きないように過去問を中心に勉強する、という基本押さえた勉強で合格を勝ち取ってください。
宅建業法は高得点を目指す
すでに述べていますが、宅建業法だけは高得点を目指せます。はっきり言って満点を狙えるのです。それは宅建業法の問題の多くは過去問の焼き写したからです。
同じ答えの問題でも、言い回しを変えたり数字を変えたりして問題を出題してきます。
その答えの意味が分かっていれば、どのように言い回しを変えられたとしても回答できるのです。
しかし答えの意味を曖昧に覚えてたりすると、言い回しを少し変えられただけで◯か✗かわからなくなります。
そうすると他の選択肢との兼ね合いで間違えてしまい、その問題を逃すことになってしまうのです。
そうならないためにする勉強方法が「過去問をやりまくる」ということです。
過去問をやりまくる
宅建試験を受験された方で、以下のようなことを言われる方がいますね。
「過去問をやりまくったが落ちた」
「過去問で常に50点近くだったが本試験で落ちた」
このように過去問を解く時は良かったものの、本試験では惨敗してしまったという話をよく聞きます。
それではなぜ過去問を解いてる時は高得点なのに、本試験で落ちてしまうのでしょうか?
結論は、過去問の解き方に問題があります。
過去問をやりまくったが落ちてしまう人の勉強方法は「過去問で高得点を取る」という意識で勉強をしています。
過去問はあくまでも過去問題集。本試験ではありません。ですので過去問のような問題が本試験では出ないということです。1問2問は出たとしてもそれくらいです。
ですので本試験では言い回しを変えてきますので、回答を導き出せなくなってしまうのです。
それではどのような過去問の勉強方法をしたら良いのでしょうか?
過去問の勉強方法
結論は、過去問題集の選択肢1つ1つをじっくり回答していくのが良いのです。
多くの過去問題集は、1問で5つの選択肢があります。この5つの選択肢を一つ一つが◯か✗かを見ていきます。
選択肢が◯の場合、その◯を実際正解できたかどうかが大事になってきます。
ですので◯を正解できていれば問題ありません。
選択肢が✗の場合、その選択肢✗のどの部分が間違っているのか。それを答えられる必要があります。
簡単な問題で言うならば。
問題例)宅建業者に10人に1人宅建士を置かなければならない。
この問題例の間違いは「10人」ではなく「5人」です。
この選択肢を見た時に「5人じゃないよ10人だよ」と正解が導き出せるところが重要になってきます。
しかし「過去問をやりまくって不合格」になる人は全ての選択肢でこのように勉強はしないのです。
このように勉強すると思考するので疲れてしまいますね。ですので安易な方法で勉強をしてしまいます。
その安易な方法というのが、1問の5つの選択肢の中でどれが正解かを選ぶ時に、なんとなく一つを選んで勉強してしまうのです。
過去問を何度も何度もやりまくっていれば、50問中高得点が取れるようにはなります。しかし理解していないので本試験になると合格点には届かなくなってしまいます。
このようなことがないように、過去問を解く時は選択肢の間違っているところを、しっかり答えられるように問題を解きましょう。
そうすれば本試験で合格する確率はうなぎ上りに上がります。
どうしてこんなに自信満々に言えるかと言いますと、僕自身独学で1年目を勉強した時、過去問を正解し高得点を取ることに精を出していたのです。
そして不合格。
2年目は通信講座で講義は見ましたけど、過去問を解くことは自分との戦い。
2年目は過去問の選択肢1つ1つを大切にといたところ、それほど苦労なく合格したのです。
本試験の前の模擬試験でも毎回合格点を出せていたのです。ですから本試験の時はそれほど緊張することなくやればできると思って受験し合格しました。
ですので過去問の解き方は十分に注意が必要です。
宅建試験に合格する効率が良い方法は独学・通学・通信!?
引用:https://www.ajian-pontaclub.com/
宅建試験に効率よく勉強する方法は3つあります。
- 独学
- 通学
- 通信講座
この3つのうち、闇雲に通学を選ぶとか、刺激が欲しいから独学を選ぶとか、楽だから中心講座を選ぶとか。
このようなイメージで選ばないようにしてください。
それは自分に合った勉強スタイルがあります。その自分に合った勉強方法にしなければ、独学でも通学でも通信講座でも、勉強が辛くなりやめてしまうことも多くあります。
自分にあった3つの勉強方法を以下で詳しく見ていきましょう。
独学
独学が向いている人は、自分で勉強のスケジュールが立てられる人です。
ある地点でどのような勉強をすれば良いのか、迷わないで突き進められる人には向いています。
そういう人が逆に、通学とか通信講座を選んでしまうと大変なことになってしまいます。
無駄にお金を出費し、必要のない講師の授業を聞いてしまいます。無駄に専門学校に通学し、無駄な配信を聞かなければいけなくなりましす。
ですので自分で勉強のスケジュールが立てられる人は、独学で勉強しても普通に合格できます。
ちなみに僕は1年目は独学でした。しかし今まで勉強をしたことがなかったため大変苦労しました。
テキストと過去問題集を買い勉強しましたが、途中から不安になってきたのです。その不安の理由は「この勉強で良いのだろうか」という焦りです。
勉強に慣れている人は、マイペースで途中から不安になることはないと思います。しかし思うように点数が伸びなかったので、途中から予想問題集を購入したりしました。
これも大きな間違いで、逆に問題数を多くしてしまったのです。
過去問題集を解きまくりテキストで確認し模擬試験を受けていればそれなりの合格までたどり着けます。しかし、独学という慣れていないことをやったため、自信を持って勉強することができなくなってしまったのです。
今思い起こすと、途中から専門学校の講座を申し込もうとか、いかがわしいサイトの商品を購入しようとか考え始めました。
そんなことを考えてる暇があったら勉強をすればいいんですけど、不安だったんですね。
結局そんなことをやっているうちに独学の1年目は見事に不合格になってしまったのです。
このようなことがないように、勉強のスケジュールが立てられない人は他の選択肢も考えた方が良いかもしれませんね。
通学
通学が向いている人は、競争心の強い人が良いでしょう。通学して教室に入ると同じ志を持った生徒の方々がたくさんいます。
そのためやる気がどんどん湧いてくるでしょう。
先生の講義もライブで臨場感があります。その生々しい講義を聞きながら勉強ができるので、モチベーションの維持にはとっても最適です。
やる気がありますので、学校に通学するエネルギーもありますから、電車やバスなどを乗り継いでいる途中でも、スマホなどで勉強もできますね。
通学途中にスキマ時間を使って、どんどん勉強し、学校についてもエネルギッシュに勉強できます。
休憩時間に同じクラスの人と、宅建の勉強の情報をやり取りすることもできますね。そこで知らなかった情報なども入手できることもあります。
その情報が更なるやる気スイッチを押してくれるので、やる気に満ち溢れている人は通学をおすすめします。
通信講座
通信講座は独学も通学も向いていない人におすすめです。その理由は独学のように自分で勉強スケジュールが立てられなく、通学する気力もいない人にとって向いているからです。
通信講座はインターネットなどで自宅や図書館カフェで講義を視聴することができます。そのためとても気持ちが楽です。通学のようにいちいち電車に乗って学校に行く必要がありません。
今日は自宅で勉強しよう、明日は図書館で勉強しよう、明後日はカフェで勉強しようなど。その時の気分で色々な場所で勉強ができます。
しかも、講義が定期的に配信になります。ですので配信されたら講義を見て、それに沿った過去問題集を解きまくっていきます。
このようにスケジュールもバッチリ組まれています。ですので今日は何をすれば良い。明日はあれをすれば良い。と決まっていて安心です。
ちなみに僕は2年目に通信講座で勉強しました。独学ではスケジュールが全く立てられる不安の中をさまよっていました。
そのため2年目はどうしても合格してやる。この思いがあったものの通学は少し面倒くさい。この思いもあったので通信講座を受講しました。
講師はとても面白く、指導もあったので言われるままに勉強をしていました。
独学に比べて精神的には圧倒的に楽でした。そして2年目に無事合格することができたのです。
今思えば1年目から、自分にあった通信講座で勉強していれば、いとも簡単に合格できていたかもしれません。
しかし1年目の独学苦学があったので、勉強する大変さを分かったのかもしれません。
ですので独学が合う、通学が合う、通信が合うなど。自分のポテンシャルにあった3つの勉強方法を選んでみてください。
決して僕のように無駄な1年を過ごさないでくださいね。
宅建試験で効率的に勉強するためのおすすめ講座
宅建試験で効率的に勉強し合格するためのおすすめの講座は「通信講座」です。それは通信講座だと自分のペースで勉強できるからです。
今日は疲れているから講義の動画だけ見よう。
今日は調子がいいから講義の動画と過去問を解きまくろう
講義の動画は見尽くしたから過去問を解きまくろう
以前見た講義の中でわからないところがあるからもう一度そのわからなかったところの講義を見直そう
今日は本当に疲れたから勉強やめよう
このように色々なパターンで自分のペースで勉強ができます。
ですので通信講座はおすすめです。
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スケジュールを自分で管理し勉強するのは本当に大変でした。
1年目は不安と焦りで全然勉強が手につきませんでした。
しかし2年目は絶対合格したいと思い、通信講座を受講したところ、気持ち的には1年目よりも1/10ぐらいのストレスで合格できた感じがしてます。
それほどやることが決まっていると、勉強だけに集中できて本当に楽です。
勉強に悩んでる方は専門家の学校に頼ってみるのもいいんじゃないんでしょうか。