宅建試験に独学で合格する方法5選!ストレスフリーなら通信講座が良い理由!

今回は、宅建試験に独学で合格するためにはどのような方法がいいのか、について見ていきます。

宅建試験は法律の試験の中で一番難易度が低い試験です。しかしスケジュールを立てて計画通りに勉強していかなければ合格は難しい試験です。

そこで、宅建試験に独学で合格するための方法5選。独学それとも通信講座のどちらがいいのか、など以下で詳しく見ていきます。

宅建試験に独学で合格するための方法5選!

宅建試験に独学で合格するための重要なこと5選

宅建試験に合格するためには、重要なことが5つあります。

  1. 過去問とテキストの選び方が重要
  2. 過去問の解き方が重要
  3. 効率の率の良いスケジュール管理が重要
  4. 勉強時間と配分が重要
  5. 科目ごとの勉強法が重要

この5つについて、以下で詳しく解説していきます。

①過去問とテキストの選び方が重要

過去問とテキストの選び方が重要

宅建試験に独学で合格するには、自分にあったテキストと過去問の選び方がとても重要です。なぜなら、テキストと過去問が自分に合ってない場合、ストレスになって勉強がなかなか捗らなくなるからです。

初めて宅建を勉強をする人にとって、法律の入り口であると言われている宅建でも、勉強して合格するにはとてもストレスがかかります。そのストレスに加えて、さらに自分にマッチしていないテキストと過去問を選んでしまったら、二重のストレスで勉強は全然捗りません。

そうなったら合格点に届かないどころか、途中で勉強を諦めてしまう人も多くいます。

こういったことがないように、テキストと過去問を購入する際は、自分にあったものを選んでください。

近年はインターネットで宅建のテキストと過去問を買う人も多くなっています。便利でいいのですが一度書店に行ってテキストや過去問を見てみるのも良いでしょう。

漫画やイラストの多いテキストもあれば、文字だけのテキストもあります。

これらのテキストを一度書店に行って読んでみて、自分に合っているかを確認してみるのも良いでしょう。

ちなみに僕が独学で勉強した時は「らくらく宅建塾」を使用しました。

この「らくらく宅建塾」はイラストの多いテキストで、また肩ひじを張らずに勉強できたのを覚えています。

ですので一度書店にテキストと過去問を選びに行ってみるのも良いと思います。

過去問の選び方

過去問を選ぶ時には、一度過去問の解説を読んで、読みやすいかどうかで判断するのが良いでしょう。解説が読みやすいと過去問を解きまくり、わからなかったところの解説を読んだ時に、すぐに吸収できるからです。

逆に、言い回しが難しいと勉強が進まなくなり勉強のやる気がなくなります。

そのようなことがないように、過去問を選ぶ時には、一度過去問の解説文を読んで、読みやすいなと思った過去問題集を購入するようにしてください。

テキストの選び方

テキストの選び方は、過去問と同じ物を選ぶようにしてください。同じものの方が連動していて理解しやすくなるからです。

過去問の解説を読んで少し理解できない時があります。そんな時にテキストに戻って理解を深めることが必要になってきます。過去問答テキストが違う場合、どこに何が書いてあるかわからなくなってしまうことも出てきます。

しかし過去問とテキストが同じものですと「テキストの何ページ参照」というように簡単に参照ページを開くことができます。

テキストに戻る時に迷ってしまうと無駄な時間を費やしてしまいます。もしその無駄な時間がなくなれば、問題を解く時間が増えていきます。

そうすれば勉強時間も増えていきますね。

そのためにもテキストを選ぶ時は過去問と同じ出版社のものを選んでください。

②過去問の解き方が重要

過去問の解き方が重要

宅建試験に合格するには過去問のとき方がとても重要です。それは、本試験の問題はは過去問の焼き写しの問題が多数出題されるからです。

多くの受験生は年度別の過去問題集を購入します。その過去問題集の5つの選択肢を読んで正解を導きいたしますが、ただ正解を導き出すだけでは合格はできません。

一つ一つの選択肢を◯なのか✗なのかを考え、✗の場合はどうしてその選択肢が✗なのか。その理由を答えられる勉強方法がとても大事です。

選択肢・例)宅建業者に10人の従業員がいる場合、一人の宅建主任者を置かなければならない。

この選択肢は✗です。どこが✗かというと「1人」ではなく「2人」ですね。このように選択肢を読んだ時に謝っている箇所を頭の中でも口頭でも言えるようにするのが合格できる勉強方法です。

問題の5つの選択肢のうちで正解を導くだけでなく、選択肢1つ1つがなぜ✗なのかの理由を言えるように勉強してください。

その勉強のために、年度別の過去問題集と同時に、一問一答問題集で勉強するのも効率がアップします。

過去問を能動的に、積極的に解いて、試験への準備をしっかりと行いましょう。

③効率の良いスケジュール管理が重要

効率の率の良いスケジュール管理が重要

宅建試験に独学で合格するには、効率の良いスケジュール管理が大切です。なぜならその時の思いつきや時の流れに身を任せて勉強をしてしまうと、色々な時点での学習効果がわからなくなってしまうからです。

例えば、勉強をいつ始めるか。1ヶ月目・3ヶ月目・6ヶ月目・試験直前の勉強成果の把握。模擬試験をいつ受けるかなど。あらゆる時期で学習の進捗度を分かっていないと合格には程遠くなってしまいます。

僕も1年目に独学で勉強した時、テキストと過去問を買ってのんきに勉強していました。しかし勉強を始めて3ヶ月くらいして、予想問題集を解いたところ、20点くらいしか取れなかったのです。

誰にも相談することができませんでしたので「やばいな」と思いました。しかし当時はスケジュール管理など全くわからなかったのでそのまま勉強を続ける以外方法はありませんでした。

通信講座を検討しようといろいろ検索しました。しかしお金の面や通信講座を受けても意味がないと思い断念しました。

ただ勉強しないといけないので再び闇雲に勉強をしてしまったのです。

そして結果は不合格。

2年目は通信講座で勉強し、講師の言うまま勉強しました。専門学校にはそれなりのスケジュール管理をしてくれます。

そのためストレスも少なく普通に合格できたのです。

ですから、しっかりとしたスケジュール計画を立てて、計画通りに勉強することが、宅建試験の成功に繋がりますのでとても大事です。

④勉強時間と時間配分が重要

勉強時間と配分が重要

宅建試験に合格するための勉強時間を意識する必要があります。宅建試験の日まで時間は限られています。なので時間を意識して勉強する必要があります。

以下で詳しく見ていきます。

合格するまでの学習時間の目安は300時間

宅建試験の合格には、平均して約300時間の学習が必要です。なぜなら、社会人が仕事をしながら合格する平均値は300時間程度だからです。

  • 平日夜勉強:2時間(1週間10時間・1ヶ月40時間)
  • 休日勉強:3時間(1週間6時間・1ヶ月24時間)
  • スキマ時間:30分(1週間2時間・1ヶ月15時間)

平日1ヶ月40時間・休日1ヶ月24時間・スキマ時間1ヶ月15時間=合計1ヶ月79時間

4月から勉強したとして10月本試験で約6ヶ月。

79時間✕6ヶ月=474時間です。

ただこのスケジュール通り勉強できないことも多くなります。474時間は理論上勉強できる時間です。この時間を基準に、多くの合格者が合格してる300時間を目標に勉強してみてください。

一日の学習時間の目安1〜2時間

宅建試験の一日の勉強時間はおおよそ1時間か2時間くらいがメドです。社会人なので仕事で忙しいでしょうし、リラックスタイムも必要です。

そのことを考えるなら一日1時間から2時間くらいがちょうどいいと言えます。

勉強を始めた最初の頃は、この勉強時間は大変です。ただ、毎日1時間でも勉強していると半月くらいでそれほど苦にしなくなってきます。

それは、勉強をしているので、始めた当初よりも過去問題集の理解度も上がり、問題が解けるようになるからです。そうなればこっちのもので、波に乗って勉強を続けて見てください。

ただ、時には全く勉強したくないときも出てきます。そんなときははっきり言って休んでOKです。ただ、その休み癖がついてしまうと元も子もありませんね。

なので、休むときはしっかり休み、勉強するときはしっかり勉強する。その緩急がとても大事です。

僕も宅建を勉強してるとき休みことは多かったです。でも、横になりながらスマホで一問一答を数問解いたり、目をつむりながら音声で講義を聞いたりして、少しでも問題に触れていました。

そして、やる気が出てきたら本格に過去問題集を解いて、ガッツリ力を入れた勉強をしていたのです。

また、2年目は通信講座だったので、講義で講師がいろいろと冗談や叱咤激励を送ってくれました。そのおかげもあり2年目で合格できたのです。

ですので、気持ちが乗らないときでも、毎日少しずつ勉強を続けることが、宅建試験に合格するための鍵といえます。

⑤分野ごとの勉強法が重要

科目ごとの勉強法が重要

宅建試験では科目ごとの勉強法がとても大事です。それは点数配分の少ない、難しい分野に多くの勉強時間を費やしては行けないからです。

宅建試験は過去問の焼き写しのような問題が多く出題されます。そのため、その問題を多めに勉強しておくことで、本試験では高得点を狙えます。

ですので、効率の良い分野別勉強方法で合格を勝ち取ってください。

合格するための分野別優先順位

当確するための分野別優先順位は以下です。

  1. 宅建業法
  2. 権利関係
  3. 法令上の制限
  4. 税・その他

宅建業法は、問題数50問中20問出題されます。本試験の4割です。しかも暗記ものが多く、過去問の焼き写しのような問題が多く出題されます。

なので、過去問題集を解きまくり満点を目指せる分野と言えます。

その次は権利関係です。こちらは、50問中14問出題され、2割8分の割合です。

権利関係は少し論理的思考が試される分野なので、多くの受験生は苦手意識をもつ分野です。しかし自分のペースでゆっくり問題文を読めば、解答できる問題が多いです。

ですので過去問題集で一つ一つ丁寧に問題文を読んで答えを出し、解答文で理解を深めることで慣れてきます。

噂では「権利関係を捨ててもいい」という情報が流れています。しかし14問と高い出題数ですし、勉強すれば慣れて得点できますので、捨てるのはもったいないのでやっていきましょう。

宅建試験に独学で合格するための勉強方法5選

宅建に合格するための勉強法5選

宅建試験に合格するには以下の5つの勉強方法が良いです

  1. テキストをざっと読む
  2. 過去問を解きまくる
  3. 一問一答を解きまくる
  4. 模擬試験を受ける
  5. 予想問題集は解かない

以上の5選について、以下で詳しく解説していきます。

①テキストをざっと読む

テキストをざっと読む

宅建試験の勉強を始めようとして、一番最初にやることは「テキストをざっと読む」ことをおすすめします。テキストを開いていきなり全てを熟読しようと思うととても大変です。

ストレスが半端なく理解もできません。ですので最初にやることとしてはテキストをざっと読むことが良いのです。

テキストをざっと読むときに注意することとしては3つ。

  1. どんなことが書いてあるのかをなんとなく把握する。
  2. 各章ごとに書かれてあるタイトルの意味をなんとなく把握する。
  3. 難しいと感じたら字面だけでもいいので読んでみる。

テキストを始めて読む時ははっきり言って何が書いてあるのか理解できないと思います。

ですのでマイペースにテキストをざっと読んでください。

もし余裕がありましたら、各章ごとの過去問を解いて見ることもおすすめしています。過去問を解くことで今後どのような勉強方法でやっていくのかがざっくり掴めます。

ですから、テキストを最初にざっと読むことは、効果的な学習のスタートを切るために重要なことです。

②過去問を解きまくる

過去問を解きまくる

テキストをざっくり読んだらその次は「過去問を解きまくる」です。本試験は過去問の焼き写しが多く出題されます。ですので過去問を解きまくることで、おのずと点数はアップします。

ただ過去問を解きまくるにもポイントがあります。

そのポイントというのは上記で書きました方法が重要になってきます。

復習になりますが「一つ一つの選択肢を◯なのか✗なのかを考え、✗の場合はどうしてその選択肢が✗なのか。その理由を答えられる勉強方法」がポイントです。

過去問で点数を取る勉強方法は、合格するには無駄な勉強法です。

過去問を解きまくる場合は、正しい勉強方法をして、点数をアップさせてください。

そして、試験に自信を持って臨めるようになります。

③一問一答を解きまくる

一問一答を解きまくる

過去問を解きまくることはとても重要な勉強方法です。それと並行して一問一答の過去問題集を解くこともとても重要になります。

過去問題集の解き方は、1つの問題のうちの5つの選択肢を考える必要があります。

年度別過去問題集でも問題はありません。ただ一問一答問題集の方が分野別の各章に分けられているものが多く出版されています。

そちらの一問一答の問題集の方がまとまっているのでとても解きやすいです。

またスマホのアプリでも一問一答の問題集があります。通勤電車やお休みの日に外に出た隙間時間などを使って、一問一答を解くこともできますね。

このように年度別の過去問題集と一問一答問題集合わせて使用すれば、さらなる点数の向上もありえます。

そのため、一問一答形式での学習は、宅建試験の準備に欠かせない部分となります。

④模擬試験を受ける

模擬試験を受ける

宅建の勉強が一通り終わり、本試験まであと1ヶ月くらいになったら「模擬試験」を受けましょう。模擬試験を受けることで現在の実力を把握できます。

合格点に達していれば、その点数を維持するように過去問を解きテキストを見て、スキマ時間に一問一答問題集を解く。

または模擬試験で間違えた部分で、多くの受験者が得点できるとこは必ず得点したいところですね。

最新の統計問題を暗記知ることで本試験まで万全の体制で臨んでください。

一方模擬試験で合格点に足らない場合は、基礎の部分がまだ固まっていないことを表しています。本試験までにその基礎をがっちり固めれば普通に合格できます。

そのためにも新しいことはやらず、過去問と一問一答を解きまくり、知識を安定させるためにテキストで確認する。この繰り返しをすることで本試験で合格点を望めます。

焦らず諦めず、本試験までやっていただければと思います。

模擬試験は、宅建試験の成功に向けて、自分の準備状況を確認するのに最適な方法です。

⑤予想問題集は解かない

予想問題集は解かない

宅建試験に合格するには「予想問題集」を解くことはおすすめしません。その理由は過去問と一問一答問題集の問題量で十分だからです。

また宅建は過去問の焼き写しの問題が多く出題されます。そのため過去問で知識を習得していれば、予想問題という新たな問題を解いて無駄に知識を広げる必要はありません。

これこそ重箱の隅をつつく感じになり、基本がおろそかになってしまいます。

多くの受験生が得点できるところを得点できるように、過去問と一問一答問題集で知識を固めてください。

ただ、勉強が得意な方は過去問題集では物足りなくなることもあるでしょう。その時は予想問題集を購入して勉強することも良いでしょう。

しかし予想問題集はとても難しくなっています。独学の時に僕も予想問題集を購入して勉強しました。あまりの難しさに結局途中で挫折。

合格して思ったことは、やはり過去問題集と一問一答問題集の大切さでした。

ですから、無駄に予想問題集を解くのではなく、過去問題集でばっちり固めて、余裕があったら予想問題集に手を出してみるというのもありでしょう。

宅建試験に合格するには独学or講座!

宅建試験に合格するには独学か講座か

宅建試験に合格するには、独学か講座かで迷うところですね。安く勉強できる独学を選ぶ人も多いでしょう。

僕も1年目は独学で勉強しました。しかしスケジュール管理や勉強方法が分からなかったために、結局不合格になってしまいました。

2年目は思い切って通信講座で勉強しました。配信される講義を見て、その講義にそった過去問題集を解きまくる。スキマ時間にスマホなどの一問一答問題集を並行して解いていました。

講義の先生もまあまあ面白く、試験当日まで飽きることはありませんでした。試験直前になれば講義の先生が励ましの言葉や面白い話をしてくれ、ストレス解消にもなりました。

このような経験から、勉強に慣れていない方は通信講座をおすすめしたいですね。

はっきり言ってストレス的には1年目の独学を100とすると、2年目の通信講座は40くらいでしたね。

言われたことをやっていれば合格した感じです。

独学ですと自分で「あれをやろうとかこれをやろうとか」考えてとても大変でしたね。

そういった意味でも、頼れるところは他人に頼ることが合格には近いです。

ちなみに通信講座の料金は現在とても安くなっています。計算すると独学でテキスト過去問を買う料金とそれほど差はありません。

なので、一度検討してみるのもありなのではないでしょうか。

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