今回は宅建の独学で挫折しそうになった時の対処法について解説します。
こう思う方は多いでしょう。宅建は学習範囲が広く、内容も難しいものばかり。諦めたくなってしまうのも当然です。
でも、せっかくチャレンジしたからには合格したいですよね。
そこで、今回は次の流れで挫折への対処法を解説します。
- 宅建の独学は普通に挫折しそうになる
- 宅建の独学で挫折しそうな時の勉強法
- 宅建の独学で挫折しそうな時の思考法
- 私も宅建の独学で挫折しそうになった
- 宅建の独学勉強で挫折しそうで辛い時
これを読めば、挫折せずに合格できるでしょう。ぜひ、最後までご覧ください。
宅建の独学は普通に挫折しそうになる
いえ、そんなことはありません。毎年、多くの受験者が挫折しています。
宅建試験は内容が難しく、独学での合格は想像以上に難しいからです。
私も1回目は独学で不合格になりました。挫折しそうになりながらも、最後まで頑張りましたが…やはり勉強効率が悪かったようです。
独学が難しい理由は「手探り」で勉強しなければいけないこと。マップも持たずにジャングルを歩くようなものです。その中でも「権利関係」は多くの受験者を挫折に導いています。
なので、独学で合格された方は、よほど工夫して勉強されているのでしょう。独学での合格は難しいと考えた私は、不合格になってすぐ、通信講座を利用しました。
通信講座なら、合格までのマップを明示してくれるからです。勉強時間を確保してコツコツ取り組めば、確実に合格できます。
宅建試験は「士業」と呼ばれる国家資格。独学で勉強するのが難しいことはもちろん、挫折しそうになってしまうのは当たり前のことですよ。
気にしないでくださいね。
宅建の独学で挫折しそうな時の勉強法
宅建の独学は挫折しそうになって当たり前です。
ですが、それではいつまで経っても合格できませんね。
そこで、ここでは挫折しそうな時の勉強方法について解説します。
やっぱり過去問が大事
挫折しそうになった時でもやっぱり過去問は大事です。本試験は7割以上は過去問の焼き回しが出題されるからです。
テキストを熟読することが良いと思う受験者は多いです。しかしテキストを熟読してもなかなか覚えられません。そしてどんどん挫折していくのです。
一方で過去問は、本試験と同じ出題形式になっています。その問題を読みながら回答していくことで、本試験にあった勉強の仕方が身につきます。
挫折しそうになると予想問題集やその他の過去問やテキストなどを買いまくってしまいます。これをノウハウコレクターと言います。
いくらテキストや問題集を買ってもやらないと意味がありません。
自分が決めた過去問題集とそれにあったテキスト。これを書店で見つけて過去問を解いてくださいね。
そうすればおのずと点数も伸びて挫折することも減ってきますよ。
分野別過去問を1肢ごと毎日コツコツ解きまくる
まずは分野別過去問を1肢ごとに、毎日コツコツ解きましょう。
千里の道も一歩から。どんなに遠い道のりでも、前へ進むことが大事です。
30日間、1日5問(20肢)解き続ければ、それだけで150問(600肢)解いたことになります。過去問を3年分解いた計算です。
6ヶ月続ければ、何と900問(3600肢)分。過去問を18年分解いたことになります。
日々の小さな積み重ねが大事です。少しずつ解いていきましょう。
分野別過去問を1肢ごと✕の理由を言いまくる
過去問を解く際は、1肢ごとに誤っている理由を考えてみましょう。
誤っている理由を説明するには、知識を理解している必要があるからです。
宅建を知らない第3者に説明できるくらい、理由を言えるようになりましょう。説明できるようになれば、その知識についてあなたがマスターしている証拠です。
理由を言えるようになると「理解できた」という実感が湧くようになります。モチベーションを保つには「分かる」「出来る」という実感が大切です。
肢を丁寧に解くことで、モチベーションを保つことにもつながります。1つずつ理由を言えるように解いていきましょう。
スキマ時間に一問一答を解きまくる
スキマ時間は一問一答を解きまくりましょう。
先ほど述べた通り、小さな努力を積み重ねることが大事だからです。
30分あれば、一問一答を5問~10問解くことができるはずです。私も仕事の合間は、スマホのアプリで一問一答にかじりついていました。
これを6ヶ月間、毎日続けたら相当量になります。スキマ時間を見つけてチャレンジしてみてください。
一問一答のアプリはゲームと思って解く
一問一答のアプリはゲームだと思って解きましょう。
達成感を味わえ、モチベーションが保てるからです。
ゲームが楽しいのは「クリアした」という実感があるからです。ゲーム感覚で行えば、達成感を感じることができます。
実は、宅建にもアプリがあります。「宅建 過去問」というアプリなら、進捗度が分かるので、達成感も味わいやすいですよ。
無料で使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
宅建過去問アプリ
単語カードを持ち歩く
挫折しそうな時は、単語カードを持ち歩きましょう。
手軽に勉強をすることができ、勉強した実感も持ちやすいからです。
小さなことからコツコツと積み重ねると、自信に変わっていきます。
モチベーションを保ちやすくなるので、試してみてください。
語呂合わせは覚えやすい
語呂合わせは暗記するのにピッタリです。
具体的なイメージが湧く言葉やインパクトのある文章は、記憶に残りやすいからです。
語呂合わせはYouTubeやネットに数多く掲載されています。
覚えるのが難しそうな時は、試してみてくださいね。
宅建の独学で挫折しそうな時の思考法
宅建の独学で挫折しそうな時は、次のような心構えを持ちましょう。
視点が変われば、勉強に取り組みやすくなります。
ゲーム感覚で勉強する
1肢ごとに隠されている嘘を暴く感覚で勉強してみましょう。
謎解きのようなゲーム感覚で勉強できるので、問題を解くのが楽しくなります。
宅建試験の問題は、真実が巧妙に隠されています。
探偵になったつもりで、1肢ずつ謎を紐解いてみましょう。
忘却曲線があるので皆挫折しそうと思う
人は忘れる生き物なので、挫折しそうになるのは当たり前です。
覚えたことの7割は、次の日には忘れてしまっているからです。
エビングハウスの忘却曲線という研究結果があります。暗記したことは20分後に5割忘れ、翌日には7割忘れる…というものです。
と思うかもしれませんが、それは人として当たり前のことです。繰り返し学習すれば覚えられるので、一喜一憂しないようにしましょう。
権利関係の民法は基本的に挫折しそうと思う
権利関係の民法は、誰しもが挫折しそうになります。
理解するのが非常に難しいからです。
「人のものは盗まないでね」といった当たり前のことを、とても難解な言い回しで言ってくるのが民法の特徴です。
何よりも、圧倒的な文字量が私たちの気力を奪い去ってきます。テキストを開くと
なんてことはザラ。「判例」や「仕組み」がずらりと並べられているからです。独学者が挫折しやすい科目なのです。
厳しいと感じる方は、後で紹介する通信講座を利用してみてくださいね。
本気で合格したい人ほど挫折しそうになる
挫折しそうになるのは、本気で勉強しているからです。
合格する気のない人は、挫折という感覚すらないでしょう。
挫折は「目標」と「現実」のギャップが大きい時に起こります。あなたが「合格」という高いハードルに向けて挑んでいる結果、挫折しそうになっているのです。
挫折とは、あなたが努力してきた証拠でもあります。一度休んでも構いません。諦めずに合格に向けてチャレンジしていきましょう。
挫折しそうでも合格したら大きな自信になる
挫折しそうでも、合格したら大きな自信になります。
宅建士はかなり難易度の高い試験だからです。
私も、この試験の合格を機に、かなり自信を持てるようになりました。自分が努力をしてきた証にもなっているからです。
宅建の合格は、挫折しても勉強し続けた人だけがたどり着ける境地です。合格できれば、あなたに自信というパワーを与えてくれますよ。
【体験談】私も宅建の独学で挫折しそうになった
私も宅建の独学で挫折しそうになりました。
私は、1回目は独学で不合格でした。権利関係でモチベーションを砕かれたからです。
勉強は「理解できることが楽しい」ものです。調べても理解できない権利関係は、私から勉強する意欲を奪い去っていきました…。
先ほども述べましたが、テキストの文字量も尋常ではありません。六法全書を開いたことがある方なら分かると思いますが、法律に「図」なんてものは存在しません。
そのため、文字量が必然的に多くなってしまうのですね。
テキストを開くだけで眠くなるような分野…それが「権利関係」です。
通信講座を利用してようやく合格できましたが、独学で続けていたら、2回目を受験せずに終わっていたかもしれません。
【通信講座】宅建の独学勉強で挫折しそうで辛い時
という方は、ぜひ通信講座を利用してください。通信講座は「合格への道」が用意されています。
その理由を解説します。
合格者の90%は講座受講者
合格者の90%は講座の受講者です。
独学での合格者は10%しかいないので、圧倒的に合格率が高いことが分かります。
独学はマップを持たずに目的地を目指すようなもの。
通信講座なら、あらかじめ合格へのルートが記されているので、合格率が飛躍的に高まるのです。
すでにスケジュールが組まれてるので挫折しにくい
通信講座なら、初学者でも6ヶ月で合格できるようにカリキュラムが組まれています。
勉強すべきことが明確なので、挫折しにくくなるでしょう。
最小3ヶ月のカリキュラムもあります。
ご自身の状況に合わせたカリキュラムを見つけてみてくださいね。
テキストよりも動画講義のほうが挫折しにくい
動画講義があると、挫折しにくくなります。
プロの講師が図や事例を用いて、分かりやすく説明してくれるからです。
文字を読んでいると眠くなった経験がありませんか?脳がキャパオーバーを迎えている証拠です。文字は、脳への負担が大きいのです。
動画であれば、直感的に理解しやすくなるので、眠くならずに勉強を続けることができますよ。
動画講義の後に過去問を解きまくる
動画講義の後に、過去問を解きまくれば合格率がグッとアップします。
情報が新鮮なうちにアウトプットをすることで、脳に知識が定着しやすくなるからです。
動画ならテキストを開く手間もなく、聞き流すこともできます。
過去問も無料アプリで解くことができるので、テキストが手元になくても効率的に勉強できるでしょう。
動画を見た後は、ぜひ過去問を解きまくってくださいね。
講師からアドバイスがあるので挫折しにくい
通信講座なら、講師からのアドバイスがあるので挫折しにくいです。
挫折する理由で多いのが「分からない」「理解できない」というもの。
努力が実らないことに時間を費やすのは、苦痛以外の何物でもありませんよね。
通信講座では、プロ講師が分からない部分を徹底的にサポートしてくれるので、そのような心配は不要です。
講師の話が面白いときもあるので挫折しにくい
通信講座では、講師の話が面白い、楽しいと思えるので、挫折しにくくなります。
実例や例え話を交えて講義してくれるからです。
子どもの頃、授業が面白い先生がいた方も多いのではないでしょうか?経験談や小ネタを挟んでくれる先生の授業は、何度でも受けたいと思ったことでしょう。
通信講座も同じことが言えます。個性的な講師が集まる講座もあるので、ぜひお気に入りの通信講座を探してみてくださいね。
【まとめ】宅建の独学勉強で挫折しそう
今回は、宅建の独学勉強で挫折しそうな時の対処法について述べてきました。まとめると次のようになります。
- 独学は挫折しそうになって当たり前
- 権利関係は多くの独学者を挫折させる
- コツコツと小さなことを積み重ねるのが大切
- 難しい時は通信講座を利用する
宅建に限らず、難しいことにチャレンジする時は挫折がつきものです。
問題なのは挫折しそうになることではなく、挫折して終わってしまうこと。
独学で勉強されている方は、サポートしてくれる人がいないので、特に挫折して諦めてしまう事が多いようです。
通信講座なら、そのような心配はありません。挫折してしまいそうな方は、ぜひ利用してみてくださいね。