宅建試験に落ちる人の特徴は独学で舐めるインプット勉強方法が問題!?

今回は宅建で試験に落ちる人の特徴についてお伝えします。

落ちる人は宅建試験の本質を見逃している傾向があります。

その落ちる人の傾向を10選抽出しました。

宅建試験に受からない人の特徴を参考に、今後の宅建試験の参考にしてみてください。

では、以下で詳しくみてきます。

宅建士試験に落ちる人の特徴10選


画像出典元:デザインAC

宅建試験に落ちる人の特徴があります。

その主な要因として以下の9つです。

ちなみに9つ目は「人によります。。。」

9つ目は若干主観がは入っていますので万人には当てハマりません。

ただ、9つ目も抽象的にとらえると「落ちる人の特徴」に当てはまってしまいます。

※抽象的:広い意味で、という意味

それでは落ちる人の特徴を見ていきます。

①選択肢が4択なので舐めてしまう


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宅建試験に落ちる人の特徴は「選択肢が4択なので舐めてしまう」ことが挙げられます。

宅建試験は4択問題のみです。

なので国家試験では難易度が易しいと思われがちです。

東大、早慶などに合格するくらい勉強ができれば簡単かもしれません。

それは勉強慣れしてるからです。

勉強慣れしてるので、要領がよく4択でも舐めたりはしません。

しっかり得点できるように勉強します。

しかし、それほど勉強慣れをしていない人にとっては4択なので一見簡単そうに見えます。

そこが宅建試験も盲点とも言えます。

簡単そうに見えるので勉強を甘くみて東大、早慶などを合格できる人よりも勉強をしなくなります。

そのために落ちてしまうのです。

合格率は15%なので舐められない

宅建試験の合格率は毎年15%前後です。

100人中15人しか受からない難易度の高い試験です。

なので簡単なはずがありません。

ただ勉強すれば受かります。

実際に4択問題を勉強せずにとれる点数の割合は25%(約12.5点)です

サイコロを転がしても確率的に12.5点くらいは得点できます。

ただ宅建の問題に必要な合格基準点は36点前後です。

なのでサイコロを転がしただけでは、26点くらい点数が足りません。

そのために勉強をして合格する確率を増やして行けばいいのです。

確率と勉強とで最低でも32点取得し、残り18問中の25%の4~5点を取得することで合格します。

ですので、4択問題だからといって舐めないで、そこそこ勉強すれば自然と合格はできる試験です。

独学は向き不向きがある


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宅建試験に落ちる人の特徴は「独学にこだわる人」です。

独学で宅建試験に合格する人はいます。

僕の回りでも独学で受かった人はいます。

Aくんは受験勉強慣れしている人ではなく、学歴的にはそれほど高水準ではない人です。

では、Aくんはなぜ宅建試験を独学で合格できたか。

それは、1月くらいから宅建試験のある10月までものすごく勉強をしたからです。

仕事が終わると家に帰り、猛勉強。

平日でも1日最低5時間くらいは勉強していたのです。

休日も12時間くらい勉強し宅建試験に合格するために必死でした。

※コマ目に休憩はとっていたようです。

そしてAくんは独学で一発合格しました。ただAくんには事情があったのです。

Aくんは不動産会社の社長息子でした。二代目です。

ただ二代目Aくんは一代目社長の不動産運営に不満を持っていたのです。

従業員は雇われていますので社長についていきます。

そこでAくんは宅建試験を取得しクーデター的な感じで会社を自分で運営しようと考えていたのです。

そんな事情があったのでAくんとしては死活問題。

負けられない宅建試験がそこにはあったのです。

資格の学校に通っても良かったと思われますが、Aくんくらい努力できれば学校で勉強する必要はないのです。

専門学校の方が楽で受かりやすい

Aくんのように宅建士は独学でも受かります。

最近の試験の合格者は以下のとおりです。

これはもちろん独学で合格した方だけではありません。

専門学校で勉強してる方々も含まれています。

ただ専門学校で勉強した方が独学よりも合格率は高いです。

独学だけで受かった人は全体の15%前後とも言われています。

勉強なれしてる人や我を忘れて勉強できる人は独学でも大丈夫です。

でも多くの宅建受験生は独学では難しいです。

独学だけにこだわっていては受かるものも受からなくなります。

記憶力が良いと思い込んでいる


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宅建試験に落ちる人の特徴は「記憶力が良いと思い込んでいる」ことが挙げられます。

なぜ記憶力が良いと思い込むか。

それは学校教育にあります。

日本の学校教育は暗記力を重視した勉強方法です。

そのためテキストを読んで暗記しようと必死になります。

ただテキストを読んで記憶しようとしても覚えられないのが人間の性。

人間は忘れる生き物です。

なので、なんども復習し続けないと忘れてしまう構造になっています。

忘却曲線で記憶力は悪い

記憶力の実験に「エビングハウスの実験」というのがあります。

この実験は覚えなくても大丈夫です。

この実験で証明された「忘却曲線」というものがあります。


引用:https://ameblo.jp/

これは時間経過ごとに完全に記憶できているかを実験したものです。

結果は以下のとおりです。

  • 20分後には、58%
  • 11時間後には、44%
  • 約9時間後には、35%
  • 1日後には、34%
  • 2日後には、27%
  • 6日後には、25%
  • 1ヶ月後には、21%

出典元:wikipedia

このように人間は忘れます。

なので忘れることは当たり前。

ですので何度も復習しなければ合格できません。

ただ注意点が一つあります。

それは一日のうちに同じことを何度も復習しようとすることはよくありません。

この行為は一見記憶的に定着しそうです。

ただ「忘却曲線」の通り人間は翌日には忘れていきます。

長期記憶にするには毎日、少しずす勉強し記憶を定着させることが大事になります。

「ローマは一日にして成らず」

「小さなことからコツコツと」漫才師・西川きよし師匠談

上記の言葉があるようにすぐには成功しません。

毎日少しずつでもやっていくことで宅建試験に合格できます。

焦って一日にたくさんの覚えようとしても忘れます。

その経験が「意外に記憶力が悪い」と思いがちになります。

でもそれは記憶力が悪いのではなく「忘却曲線」を知らなかっただけです。

この「忘却曲線」を知って忘れるのは当たり前と諦め、毎日の勉強に焦らず取り組めば合格できます。

勉強方法がインプット中心

宅建試験に落ちる人の特徴は「勉強方法を間違えている」です。

多くの人がインプット重視で勉強します。

インプットとはテキストばかりを読むことです。

宅建試験だけではありませんが、インプットを重視する方法では合格できません。

学んだことを吐き出さないとペーパーテストは受かりません。

勉強ができる人は問題集をよく解きアウトプットを重視します。

テキストなどはわからないときに参考にする程度です。

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こちらのアウトプット大全インプット3割、アウトプット7割が理想の勉強方法と書かれています。

インプットは参考書を読む。

アウトプットは問題を解くです。

アウトプットの量を増やすことで合格に近づきます。

アウトプットに最適テキスト

インプットのためにはベストセラー的なテキストがオススメです。

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 僕はこの「らくらく宅建塾」のテキストを使ってました。

このテキストの使いやすさは挿絵が多いところがいい感じです。

挿絵が苦手という人は別のテキストでも大丈夫です。

また、アウトプットには過去問は必須です。

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テキストと過去問は同じ種類のものを揃えてください。

それは、過去問を解いて間違えた部分をテキストで見返すときに便利だからです。

章ごとにテキストを読んで過去問を解く。

間違えた部分はテキストを読んで理解します。

そして過去問に戻ってどの部分を間違えたかを再確認します。

この行為をコツコツと続けていく感じです。

ただテキスト何度も読むのではなく、過去問を何度も解くほうが記憶に定着します。

インプット<アウトプットです。

アウトプットを重視した勉強方法を身につければ合格します。

⑤他のテキスト&問題集に目が移りすぎ


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宅建試験に落ちる人の特徴は「いろいろなテキスト&問題集に手を出す」傾向にあります。

受験や国家試験でよくやりがちなのがテキストや教材が合わないと思い、他のものを購入してしまうということです。

そうすると、今まで勉強していたところを再び勉強するので効率が悪くなります。

さらに教材が合わないからといって変更したので、違う教材でも合わない感じが出てきます。

そうするとまた別の教材に目が移っていきます。

そうなったら勉強どころではなくなり、不安な状態になります。

そんな不安な状態で勉強しても効率が悪く、記憶にも悪影響。

最初に決めたテキスト&問題集で勉強し、仮に合わないと感じても続ける勇気をもってください。

そんな状況でも勉強していくうちに教材の悪いところが気にならなくなります。

それでもどうしても気になるなら、教材の変更は1回だけ。

そう決めて教材を変更し勉強してください。

また合わないと感じてさらに変更しても同じです。

なので教材を変えるのは極力避けたほうが無難です。

⑥情報ばかりを探している

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宅建試験に落ちる人の特徴は「情報ばかりを探す」傾向があります。

今はインターネットでたくさん検索できます。

そのためたくさんの情報がみられます。

そうすると、もっと簡単に勉強できる方法がありそうな予感を覚えます。

そして検索し続け勉強時間を失くします。

もし検索してる時間があるなら、過去問を解いていたほうが合格に近づきます。

試験は簡単に勉強して合格することはありません。

ただ一部の天才的な人が、あっさり合格することはあります。

しかしそういった人たちは一部です。

一度決めた勉強方法に従ってコツコツと勉強することが合格の近道になります。

浮気は禁物です。

⑦最短距離で合格できそうな商材を買う


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宅建試験に落ちる人の特徴は、簡単に受かりそうな「情報商材」を買ってしまいます。

誰でも楽をして結果を出したい。

そのために情報商材を購入したくなります。

でも勉強には簡単な方法はありません。

もしあったら皆さんが合格します。

もし皆さんが合格したら、問題作成者は問題をもっと難しくします。

でも実際はそれほど問題は難しくなってません。

宅建士の仕事ができる程度の問題の難易度です。

その難易度をクリアするには、毎日のコツコツ勉強が大事になってきます。

でも、多くの人がそのコツコツ勉強をしません。理由は面倒くさいからです。

この面倒くさいところに目をつけて「簡単に合格できる」と称した「情報商材」が現れます。

でもこの情報商材を購入したからといって、合格するにはコツコツ勉強は避けられません。

また「情報商材」には詐欺的なものもありますので注意が必要です。

数十万円のお金を出費して詐欺だったらしんどいです。

また詐欺ではなくても高い情報商材を購入して必ず合格するとは限りません。

特にインターネット上で販売されている情報商材はいくらでもあります。

実際には役に立たない(実態のない)ものもあります。

そのような詐欺商材にひっかからないように気を付けましょう。

確実に合格するためには着実にコツコツ勉強していくほかありません。

⑧勉強時間が足りていない

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宅建試験に落ちる人の特徴は「勉強時間が足りていない」です。

宅建を最初に勉強して合格する場合平均的勉強時間は「500時間」必要と言われています。

1月~9月末まで勉強すると一日2時間程度です。(土日に勉強時間が多い場合を除く)

1回目に不合格となり、2回目以降の勉強時間でも合格した人の勉強時間は最低でも200~300時間程度と言われています。

勉強時間を短くするためには効率的に勉強する必要性も出てきます。

そのためには優先順位と目標の設定が最も大事です。

宅建試験の特徴を知ることも、宅建試験合格のカギになります。

⑨宅建試験の特徴を知らない


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宅建試験に落ちる人の特徴は「宅建試験の特徴をしらない」ことが挙げられます。

宅建試験は以下のような科目と問題数がわかっています。

  1. 宅建業法:20問
  2. 権利関係:14問
  3. 法令上の制限:8問
  4. 税金・その他:3問
  5. 免除科目:5問

合計50問

この科目と問題数からどのように得点するのか。

  1. 宅建業法:20問中20点を目指し勉強する。
  2. 権利関係:14問中10点以上を目指し勉強する。
  3. 法令上の制限:8問中5点以上を目指し勉強する。
  4. 税金・その他:3問中1点以上を目指し勉強する。
  5. 免除科目:5問中2点以上を目指し勉強する。

合計得点38点

38点得点できればほとんど合格できます。

ただし、宅建業法で20点満点はできので他の科目で補うことになります。

でも宅建業法は20点満点を取ろうと思えば取れる科目です。

そのため勉強の順番として。

  1. 宅建業法を重点的に勉強
  2. その次に権利関係
  3. 法令上の制限
  4. 税その他&免除科目

この順分で勉強したほうが合格しやすくなります。

免許科目で5問ゲット

宅建試験には免除科目があります。

税金・その他の部分で5問免除が受けられます。

5問免除を受けるには「登録講習受講者」になる必要があります

登録講習受講者とは

試験の一部(5問)が免除される制度です。

免除されるためには、宅地建物取引業(不動産会社)に従事している必要があります。

そして宅建の専門学校などで「登録講習」を受講し、知識を習得する必要があります。

(簡単に言うと不動産会社で仕事をしてる人は登録講習を宅建の専門学校で受けると5問免除される的な感じです)

この「登録講習」を受講するには「従業者証明書」を持っていることが必要です。(業法第48条第1項)

「従業者証明書」は不動産会社に勤務していれば会社から発行してもらえます。

そのため、一般の人は受講できません。

そして「登録講習修了試験」に合格した人が「登録講習修了者」となります。

※「登録講習修了試験」はそれほど難しくありません。

その「登録講習修了者」が宅建試験に申し込むことで、試験の一部(5問)免除が受けられます。(省令第10条の5第1項第6号)

※基本的に46問目~50問目が免許されます。

⑩最終的にお酒を飲んだり遊んでしまう


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宅建試験に落ちる人の特徴は「お酒を飲んでしまう」です。

これはおまけのようなものですが、特に独学の人に多いかもしれません。

自宅で独学で勉強していると何かと誘惑が多いものです。

お酒を飲んだり、ゲームをしたり、ゲームをしながらお酒を飲んだり。。。自分のことですが。

結局のところ快楽に逃げてしまうということです。

お酒は美味しいですし、ゲームは楽しいです。

その他にも食事を食べすぎたり、甘いものを摂りすぎたりすると勉強の意欲が低下します。

意欲がないと勉強しようと思っても心が動かない。

そのためにも食べ過ぎは禁物です。

お酒やゲームについては勉強が終わった1時間くらい娯楽タイムを作ればいい感じになると思います。

いろいろ世の中には誘惑があります。

その誘惑を断ち切ることが重要です。

可能であれば図書館で勉強することをオススメします。

仕事が終わった帰りや休日に近所の図書館や学習室などに立ち寄って勉強する。

そういった集中できる場所で勉強すると、誘惑からも逃れることができます。

勉強が終わったらご褒美にお酒を飲んでください。

お酒を飲むために勉強に励む。

でもお酒の飲み過ぎは記憶力を低下させますので程々に。

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