みんなの宅建合格情報局 
今回は、6ヶ月で宅建試験に受かるためのスケジュールを解説します。
多くの合格者は宅建試験の6か月前である、4月から勉強を始めています。
スケジュールを立てて勉強に臨むことで、勉強効率が大幅にアップしますよ。
そこで、今回は独学3ヶ月で1発合格したA・マキタが次のことについて解説します
- 宅建で6ヶ月の勉強スケジュールが最も良い理由
- 宅建試験に6ヶ月で合格する勉強スケジュール
- 宅建試験に6ヶ月で合格する過去問スケジュール
- 宅建試験に6ヶ月で受かる通信講座勉強スケジュール
独学者はスケジュール管理が合格のキモになります。
スケジュール感を押さえて、合格を目指しましょう。
宅建で6ヶ月の勉強スケジュールが最も良い理由
宅建の勉強スケジュールが6ヶ月であるのには理由があります。
勉強期間として、一番バランスが良いからです。
宅建試験に受かるには300時間の勉強時間が必要だと言われています。
6か月間であれば、1日1時間半～2時間勉強すれば良いことになります。忙しい社会人でも、時間を取りやすいスケジュールと言えるでしょう。
また、期間的には長すぎず、短すぎず、モチベーションを保つのにもちょうど良い期間です。
そのため、多くの合格者は4月ごろから勉強を始めています。
宅建試験に6ヶ月で合格する勉強スケジュール
では、具体的には、6か月間どのようなスケジュールで宅建の勉強を行えば良いのでしょうか。
詳しく見てみましょう。
期間別スケジュール
まずは期間別にスケジュールを見ていきます。
具体的な期間別スケジュールは次の通りです。
始める時期
始める時期は4月ごろが良いでしょう。宅建試験は10月に行われるからです。
6か月間であれば、1日の勉強時間も短く済み、モチベーションも保ちやすいです。
そのため、合格者のほとんどが4月から勉強を始めていますよ。
必要な時間
必要な時間は300時間と言われています。宅建試験は勉強範囲が広く、内容も難しいからですね。
初学者だと、400時間近く必要な場合もあります。経験者であれば、250時間程度でも合格を十分に狙えるでしょう。
目安がよく分からない方は、とりあえず300時間を目安に勉強を始めてみてください。
平日のスケジュール
6か月前から勉強を始める場合、平日のスケジュールの感じは次の通りです。
定時出社、定時退社の社会人を対象に見てみましょう。
| 時間 | やること |
| 6:00-7:00 | 起床・勉強 |
| 7:00-8:30 | 出勤準備・出勤 |
| 8:30-12:30 | 就業 |
| 12:30-13:30 | 休憩（合間に勉強） |
| 13:30-17:30 | 就業 |
| 17:30-19:30 | 退社・夕食等 |
| 19:30-20:00 | 勉強 |
| 20:00- | 自由時間 |
あくまで参考例ですが、このようなスケジュールの感じになります。
勉強は午前中に集中させた方が、勉強効率が上がります。朝のほうが情報を記憶しやすいからですね。
また、帰宅後は疲れて勉強効率が上がりません。長くても30分～1時間程度に留めておきましょう。
休憩時間を上手く活用すると、1日の勉強目標時間をすぐに達成できますよ。
休日のスケジュール
次に、休日のスケジュールを見てみましょう。
| 時間 | やること |
| 7:00-9:00 | 起床・朝食 |
| 9:00-10:00 | 勉強 |
| 10:00-10:30 | 休憩 |
| 10:30-12:00 | 勉強 |
| 12:00- | 自由時間 |
休日だからと言って、長時間勉強する必要はありません。3時間以上やると集中力が切れて、かえって勉強効率が落ちます。
午前中は勉強時間にあてて、あとは思い切り自由に過ごしましょう。
この習慣を継続させられれば、あなたの合格は間違いないものになりますよ。
1週間のスケジュール
1週間のスケジュール感は次の通りです。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 休み | 2h | 2h | 2h | 2h | 2h | 2~3h |
1日は休む日を作りましょう。
スキマを作っておくことで、勉強する気が起きなかった日や、予定が入って勉強できなかった日の代替日とすることができます。
毎日宅建漬けでは、燃え尽きてしまう可能性もあるので「勉強しない日」を先に作っておくと良いでしょう。
そう思うくらいの勉強スケジュールで留めておくのが、継続させるポイントです。
1ヶ月のスケジュール
1ヶ月間のスケジュールは「50時間」を目安に立てましょう。
300時間÷6ヶ月＝50時間です。
まずは勉強できない日、勉強しない日を先に考えます。これを起点に、50時間の勉強時間が取れるように予定を組んでみましょう。
1ヶ月のスケジュールに余白を設けておくと、気も楽になります。
くれぐれも、毎日勉強スケジュールを詰め込まないように注意してくださいね。
時期別スケジュール
次に時期別のスケジュールを見てみましょう。
テーマをもって学習することで、学習効率を高めやすくなります。
【4月〜5月】
この時期はテキストをざっくり読みながら、その後に過去問を解きましょう。
宅建の概要を理解する時期になります。
過去問では半分も得点できないかもしれません。でも、それで大丈夫です。
まずは難しい宅建にチャレンジしていること、そのために日々勉強していることが大事になります。
テキストはざっくり読む感じで大丈夫です。全てを理解しようとすると、いつまで経っても次のステップに進めません。
いずれは過去問中心に勉強していくので、大枠を捉えるくらいのつもりでテキストを読み進めていきましょう。
【6月〜7月】
この時期は過去問を解いてから、間違えた部分などをテキストで読み直すようにします。宅建試験は過去問の焼回しが多いため、頻出問題を重点的に過去問で勉強するためです。
1つの問に肢が4つありますが、1つずつ肢の解答の理由を、第3者に説明するつもりで解いてください。そうすれば理解がぐっと深まり暗記しやすくなります。
過去問で高得点を取れても、不合格になる方は多くいます。それは正しく勉強できていないから。
正しく過去問を解くように心がけてください。
【8月〜9月】
この時期は、弱点の克服に注力しましょう。基礎はほとんど固まってくる時期だからです。
過去問を繰り返し解き、いつも間違えてしまう問題に取り組みます。間違えやすい問題には、付箋を貼ったり暗記メモ帳に記入しておくと良いでしょう。
また、模擬試験を受けたことが無い方は、早めに受けることをおすすめします。
LECの「0円模試」というものもあるので、気になる方はご覧になってみてくださいね。当サイトの記事でも紹介しています。
【10月】
直前期は、残った弱点をカバーすることに注力します。ここで新しいことに手を出すと、得点が伸び辛くなるからです。
過去問から「不正解」が消えるまで解き続け、正誤の理由を言えるようにしておきましょう。
基礎的な問題は、さらっと見返す程度で十分です。あとは全ての力を出し切るだけ。
後悔のないように、最後までそれなりの全力で勉強しましょうね。
【勉強法】宅建試験に6ヶ月で合格する過去問スケジュール
宅建試験に6ヶ月で合格するためには、過去問を解くスケジュールを立てるのがおすすめです。
宅建試験は、過去問を正しく解けば合格できるからです。
以下で、過去問のスケジュールの感じを解説しましたので、ご覧ください。
分野別過去問勉強スケジュール
分野別過去問は、4月～10月まで、ずっと解き続けてください。
1日2時間勉強するのであれば、1時間以上は過去問を解く時間に充てたいところです。
まずは、宅建業法か権利関係から始めましょう。
この2分野だけで、50問中34点分の配点があるからです。
分野別過去問は勉強効率が高いため、勉強の要とも言える存在です。自分に合った過去問とテキストを購入し、試験当日まで使い込んでいきましょう。
一問一答過去問勉強スケジュール
一問一答は、スキマ時間がある時に随時行っていきます。移動時間や休憩時間に、手軽に行うことができるからです。
1日5問解けば、1ヶ月で150問。6ヶ月で900問にも及びます。
無料のアプリもあるので、スマホ1台あればどこでも勉強可能です。
無料で使用でき、解説も充実している「宅建 過去問」がおすすめです。インストールして取り組んでみてくださいね。
⇛宅建 過去問 アプリ
年度別過去問勉強スケジュール
年度別過去問は8月～9月ごろに行いましょう。この時期は、分野別過去問などで基礎が固まりつつある頃だからです。
年度別過去問は、本番同様の形式で取り組めるので、実力試しや時間配分を理解するのにピッタリです。
ただ、解答や振り返りに時間がかかるので、何度もやるのはおすすめできません。
5年～10年分解いたら、あとは分野別過去問に注力しましょう。
【不安な時】宅建に6ヶ月で受かる通信講座勉強スケジュール
6ヶ月という長い期間ですから、スケジュールをたてていても、宅建試験に合格できるか不安になりますよね。
通信講座は、初学者でも6ヶ月で合格できるよう、スケジュールが組まれています。そのため、自分でスケジュールを組んだり、調整したりする必要が全くないのです。
ですから、あとは勉強時間を確保して、机に向かうだけ。
独学で勉強すると、手探りで勉強しなければなりません。スケジュールを立てなければ地図を持たずに、目的地へ向かうようなものです。
通信講座なら、目的地までの道のりや工程はすぐに示してくれます。後はあなたが通信講座という地図を頼りに合格という目的地に歩いていけば良いだけです。
そうすれば、自然と合格へたどり着けます。
独学する際の手間を一切省いてくれるので、忙しい社会人は余計なことを考えずに勉強に集中できますよ。
スケジュール管理や調整に不安がある方は、迷わず通信講座を利用しましょう。
【まとめ】宅建試験に6ヶ月で合格する勉強スケジュール
今回は、宅建試験に6ヶ月で合格するための勉強スケジュールについて述べてきました。まとめると次のようになります。
- 宅建の勉強期間は6ヶ月がちょうど良い
- 独学者はスケジュール管理が合格のキモ
- スケジュールには時期別と分野別がある
- スケジュール管理や調整が苦手な方は通信講座を利用すると便利
いかがだったでしょうか。
宅建試験は、一朝一夕に合格できる資格ではありません。長い時間をかけて、コツコツと勉強する必要があります。
ただ、先が長すぎて、なかなかスケジュールを管理するのが難しい思うかもしれません。
通信講座を利用すれば、スケジュールの管理で悩む必要は全くないのです。「やるべきこと」が全て明確になっているからですね。
当サイトでも、おすすめの通信講座を紹介しています。
合格のキモである「スケジュール管理」の手間を省きたい方は、ぜひ活用してみてくださいね。
